CINEMA

映画『サーホー』ストーリーの流れと感想を①

一応、メモをしつつ見ていたのですが。

なにしろ、ほら、興奮しながら見てたので。時折、手が止まっちゃってたりもして。なんとか記憶を辿って書こうとは思うものの、間違えてる部分もあるかも知れませんが。お付き合いいただけると嬉しいです。

あと、ボリュームがあるので少しずつ書き足していこうと思います。

映画『サーホー』
映画『サーホー』があまりにもすごくて、にやにやが止まらない話映画『サーホー』を楽しみにしていたのに、よく観に行く映画館で公開されるのを待っていたら新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて公開延期に...

 

 

映画『サーホー』のネタバレを含みます、というかネタバレしかありません。未見の方はご注意下さい!!

サーホーの目的&計画&時系列を考えてみました

目的

まず、サーホーの目的ですが

① 父親の死に関与した犯人たちに罰を与える。同時に自分が正当な後継者であることをロイ・グループの幹部たちに認めてもらう。

② デーヴラージに盗まれた資産の在りかを探し奪還する。(ただ、ここで金額について疑問が発生していまして。疑問は、こちらに書きました)

③ 父親が成し遂げようとしていた新規事業を軌道に乗せること。それはロイ・グループが闇世界ではなく普通の企業グループとして成長していこう、路線を変えていこうという父親の願いを叶えたいというサーホーの思いでもあると。

サーホー時系列

幼少期 たまにしか会えない父親からオルゴールを贈られる。オルゴールの底には、格言が書かれていた。格言の内容は、こちらに書きました。
父親が事故と見せかけて殺害される。サーホーは携帯で父親と電話をしていたため、事故ではないことは明らかだった。
ここからサーホーによるデーヴラージへの復讐計画がスタート
覆面捜査官になりすまして警察に潜入するため、本物の捜査官アショークの相棒デヴィッドに接触。デヴィッドがサーホーの計画に乗った動機が明かされていなかったと思うのですが、やはり報酬額の魅力に勝てなかったのでしょうか??
デヴィッドはムンバイ市警の署長へ見せるために、警察のデータに登録されている本物のアショークの情報をサーホーの情報へすり替える。
窃盗事件の計画を練る。特に3件目の窃盗事件は、みんなが自分のちょっとした?願望を叶えようとすることで知らぬ間に事件の加害者へなってしまうも、誰も怪我人はでない、というユニークな作戦でしたね。
作戦内容は、こちらに書いてみました。
万が一、デヴィッドが警察を裏切っていることが発覚し、デヴィッドの弱みにつけこもうという動きがあったときのために備えて、デヴィッドに偽の家族を準備。(※ これは当初から準備していたのか、計画が進んできた段階で準備したのかは不明)
父親が亡くなってから3週間後 ムンバイで被害総額3億ドル(約300億円)の窃盗事件を起こす。おそらく、自分が覆面捜査官として警察へ潜入するために必要だからだと思われます。

あと、もしかしたら計画を成功させるための活動資金として使ったのかも??とか。というのも、父親からどれぐらいサーホーがお金をもらっていたか全く不明ですが、さすがにBAD BOY豪遊できるほどお金があったかどうかと思いまして。いや、これは私の妄想ですので。はい。裏付けはございません。

2回めみたら、自分の完全なる勘違いに気づきました!強盗に入られた店の所有者は、すべてロイ・グループ関係だったそうです。本編最後の方で、本物のアショークがヴィシュワクに話しているシーンで出てきました。つまり誰にも損害を与えていない、と。

それと、わざわざ警察を巻き込んだのは、自分の父親を殺害したメンバーのなかに警察署長がいたから、でしょうか。

でも、署長室でライターの片割れを見た時サーホーは署長も殺害犯なんだ、と完全に分かったはずで。ただすぐに署長を殺害するとデーヴラージが警戒するかもしれないと思ったからなのか……まだ私の中では腑に落ちていない感じです。

父親が36発もの銃弾を受けたことに対し、「同じ数だけ礼をしてやる」とサーホーがイブラヒムとイクバールに言っていたことから、そう簡単には報復しない、ということからすぐに殺害しなかったことが分かりました。

自分の父親が暗殺されるのに加担した3名に報復するサーホー。2名はロイの車を警備していた車に乗っていた人物、残り1名はタンクローリーを運転していたと思われます。たぶん。自信ないけど。たぶん。

この事件をアムリタが手掛けることになるわけですね。そして犯人であるサーホー自ら犯人が1人であることを説明する、と。どうりで3人めが1時間後に帰ってきた、ってことまで分かったはずですよねぇ。

窃盗団捜査チームの事務所を開設する。
本物のアショークを、窃盗団の主犯格のように警察の人たちに思い込ませる。デヴィッドは本物のアショークに偽の情報を流し、自分たちの計画がスムーズに進むようにする。
ロイ・グループの資産2兆ルピーのありかと、金庫の扉を開けるにはブラックボックスが必要である、ということを警察と法律顧問のカルキに知らせる。

ちなみに、カルキにそのことを教えたのはロイの腹心であるイブラヒムと、ロイの息子ヴィシュワク。ブラックボックスがないと開かない金庫について、こちらでちょっと考えてみました。

ブラックボックスを、より安全なところへ隠すためにカルキが派遣される。というか、カルキ本人が申し出る。

途中、何者かに襲撃されるカルキ。ロイの息子ヴィシュワクから、当初予定していたのとは別の場所へ預けるよう指示をされる。というか、実際はサーホーの指示だと思われます。これ、誰が狙撃したのか、いまいちまだ分かっていなくて。アショーク(本当はサーホー)はアムリタに車の外へ出るなと再三警告してるんですよね。こちらで、ちょっと考えてみましたがやっぱり結論がでませんでした。とほほ

窃盗団がブラックボックスを銀行へ狙いにきたところを逮捕する計画が窃盗団捜査チームで練られる。と見せかけてサーホー自らブラックボックスを入手する計画をデヴィッドと密かに立てていた。

デヴィッドはデヴィッドで本物のアショークに窃盗団よりも早くブラックボックスを入手しようという偽計画を説明。

計画実行当日。アショーク(本当はサーホー)は窃盗団捜査チームの事務所に残り、事務所を火事にして証拠隠滅。

銀行の金庫内に保管されていたブラックボックスと、金庫内のお宝すべてをデヴィッド自ら盗む。それを本物のアショークに見られカーチェイスが始まる。

アショーク(本当はサーホー)が高速道路上で自らブラックボックスを奪い、アショークになりすましていたことが警察の人たちにも分かる。デヴィッドも警察を裏切っていたことが判明。

そして、ここで初めてデヴィッドも偽アショークの名前が”サーホー”であることを知るのでした。デヴィッドしか本物のアショークの顔を知らない、というのがポイントだったんですね。シンデー署長も偽のアショーク情報見せられちゃって、サーホーが偽アショークだなんて疑いもせず。そもそも誰も偽物のアショークが警察に乗り込んでくるとは思わないし。

そしてサーホーとデヴィッドは姿を消してしまう。

およそ2週間後 サーホーのもとにアムリタが到着。自分の行き先が分かるように、わざと指輪を地図の上に残してきたサーホー。これは恋心のなせるわざか、アムリタが本物のアショークに追跡を命じられるだろうということを読んでのことなのか??
サーホーはデヴィッドとアムリタと3人で豪遊をする。豪遊というか、正しくは逃亡か。逃亡先には、アムリタがイラストに書いていた場所も含まれていましたね。

デーヴラージの手下に豪遊先で襲われる。というか、わざとブラックボックスを狙いに来るように仕掛けた?

アムリタが撃たれデーヴラージに拉致されてしまう。サーホーはデーヴラージの依頼を聞かざるを得なくなりロイ・グループの資産をロイ・グループのビルから盗み出すことに。⇐ちょっと、ここで疑問があります
デーヴラージの望み通りロイ・グループのビルを爆破し資産を強奪、すると見せかけてデーヴラージのいるビルを爆破。デーヴラージがロイ・グループの船から盗んだ資産(金塊)を奪い返す。
盗まれた資産をトラックに積み込ませ、ワージーからトラックを脱出させる。そのために偽トラックとともに自らが囮となり本物のアショークたち警察を翻弄する。資産を乗せた本物のトラックは無事にワージーを脱出。
スナイパーとともにヘリコプターに搭乗したアムリタ。サーホーを狙撃しようとした狙撃手の邪魔をするもヘリコプターから落ちてしまう。危機一髪、ネット?に引っかかったアムリタ。

ジェットマンから空中飛行の機械を奪い取ったサーホーは、落下するアムリタを空中でキャッチ!共に海へ落下。サーホーは逮捕されてしまう。

デーヴラージと親密な署長は、サーホーをカラナ村へと連れて行く。そこでデーヴラージの手下にサーホーは殺される、はずだった、が、実はサーホーこそがロイの本当の息子で、現在カラナ村にいる人々はサーホーの味方だった。デーヴラージと手下たちは罰を受けることに。

車の中で待っていた署長は、後部座席に小さな箱が置いてあることに気づく。開けてみると、アンティークのライターが1つ入っていた。これはロイ殺害現場に署長自ら落としてしまったもの。

署長が初めてサーホーと会った時に、自ら「このライターは本当は1対なんだ」とサーホーに話してしまったことから、このライターを置いたのがサーホーであること、そしてサーホーがロイの息子であることも署長は最後の最後に気づいた、気付かされたのだと思われます。たぶん。

自分の持っていたライターと、箱に入っていたライターを組み合わせたところで一頭のライオン?の頭の彫刻が完成するようです。署長が、はっ!とした顔をしたところで車が大爆発。もしかしたらライターを組み合わせると爆発するよう改造していた??のかな。

数カ月後 幹部たちにロイの後継者として、ロイ・グループの首領として認められたサーホー。父の希望である再生可能エネルギーおよび水力電源事業に力を入れ始める。

オーストリアのインスブルックでアムリタと再開するサーホー。そしてサーホーを狙う人物が……え?もしかして第2弾ありますかね??
ちなみに、オーストリアだとは私は分かっていませんでした。Wikipediaに、そう書いてあったもので……。と思ったら、2回め鑑賞で、ちゃんと字幕に書いてあることに気づきました。とほほ

はて、アムリタは何をしていたのでしょう?上からアムリタとサーホーの2人を捉えたシーンで、アムリタの足元に楽器のケースのようなものが置いてあった、ような???

 

3番目の窃盗事件について

1人ずつの、ちょっとした欲を満たしてあげることで、実は相当な量の宝石を入手したサーホーの作戦は以下の通りだったと思います。

No 誰が実行した?

ちょっとした欲

報 酬 実行すること
朝ドラ大好きおじさん

電気代が高い!なんとかならないかと思っている

今月分の電気料金を無料にしてあげる 毎日見てる朝ドラが始まったら、上の階から降りてきたカゴに入っている銃で空砲を撃つ
たぶんパン屋さん。

ガネーシャ(象神様)に毎日定刻にお祈りしてるってことは、お金が欲しいんだと思う。

お金あげる(まずは車内のサンバイザーに挟まっていたお金が手付金だった様子) ターナー街に車を駐車する
ジョン・スノー

欲は不明

2の人の車から招待状を抜き取り宝石店へ届ける
宝石商

なし

なし。むしろ損失。 宝石店の金庫にあるすべての宝石を3つのバッグに詰める。従わないとカバンが爆発し、家族もあの世行きだ!と紙に書いてあったらしい。
宝石店のボディガード 無料でサングラスもらえた 店主を睨みつける(そうすることで、本当に宝石を詰めないと!と店主を怖がらせることができる)
謎のマスクパフォーマーたち(10人ぐらいいました?) 手にした風船を割っていく。最後の風船が割れるまでに宝石商は宝石を詰めろと言われたのかも。
宅配サービスの3人 店主からカバンを受け取り、2の人の車に乗せる。そして先ほどの場所へ戻るよう指示する。
2の、たぶんパン屋さん 宅配便の人から封筒貰っていたから、たぶんそこに報酬が入っているんだと思う 先ほど駐車していた場所へ戻る
目の不自由な人 今日の16時から目の手術を受けられることに 駐車していた8の車から、バッグ3つをサーホーの車へ移す
9’ 1の朝ドラ大好きおじさん きっと電気代が無料になったはず 朝ドラのエンドロールが流れたら、もう一発空砲を撃つ⇒テレビが自然に消える
10 サーホー 宝石を無事?に強奪

 

日本の朝ドラは15分ですが、インドの朝ドラって何分なんでしょうね?試しにグーグルマップで調べてみたらムンバイからターナー(マップでは”ターネー”という表記でした)は車で片道30分なんですよねぇ。まぁ、すっ飛ばせばもっと早く到着するか。

それにしても可愛そうなのは宝石商の人だけれど、きっとサーホーはあとで損失補填したに違いない。いや、まったくの妄想ですが。2回めに見たら、あの宝石商もオーナーはロイ・グループということが分かりました。だから、サーホーは派手に盗難事件をでっち上げただけで、警察の目を引きたかったんだな、と。

あと宝石商のガードマンが受け取った指示文に、Free Free Freeと書いてあって。これって、『バーフバリ』の”スリースリースリー”を思い出したんですけど、私だけでしょうか???

 

資産2兆ルピーに関する謎

 

疑問というのは、デーヴラージってロイから資産2兆ルピーを盗んだんじゃなかったんでしたっけ??ということなんです。

自分を後継者にしなかった父親を車椅子生活にしたのも、沈没させた船に乗っていた資産を盗んだのも自分だ、ってどこぞのレストランみたいなところでプリンスたちに話してましたよね??
だから、ロイの息子を名乗るヴィシュワクが「自分は資産2兆ルピーのありかを知っている」だの「ブラックボックスがないと金庫は開かない」と言ったところで疑問に思うのでは???と思いまして。俺が資産を全部持ってるのに、何いっちゃってるの?と。それとも、まさか船から回収したのが全資産だとは思っていなかったとか?金額多すぎて、数え切れてないとか???(そんなはずはない)

 

それとも、デーヴラージが船から盗んだのは資産の一部であって、ロイの息子(代理)がありかを知っている資産も手にして、ロイ・グループの資金を根こそぎ欲しかった、ということなのかな。こっちの方がストーリー的には納得できるんですが、いかかでしょう??さすがに船に全部の資産を積み込むというのは、ちょっと危険すぎますものね。

追記:2回めを見た時、やはり船にはすべての資金を乗せていなかったとヴィシュワクが説明してました。船に積んでいたのは微々たるものだ、と。あと、カラナ村での戦いのシーンでデーヴラージがサーホーに「もっと相手をしてやりたいが時間がない。20兆がうんぬん」的なことを言っていたので。ロイ・グループの全資産は少なくとも22兆以上ある、ってことなんだろう、と思われます。

私がどこかで見落としただけなのかも知れませんが、公式ホームページのストーリーに”資産2兆ルピーを盗んだのはデーヴラージ”といった趣旨のことが書いてあるので、船に積んであったのが2兆ルピーでいいのかな。

 

あと、警察がブラックボックスを入手できたらロイ・グループのムンバイ進出を止められる的なことをシンデー署長がアショーク(本当はサーホー)に言ってましたね。ロイ・グループの資産が不法なお金だと証明できなければ、お金を差し抑えることとか出来ないのではないかな、と。でもまぁ、普通にワージーからムンバイへ送金できない、船で運んでくるぐらいだから、ということは完全なる裏金、普通では送金できないお金、と考えるのが妥当なのかなぁ、など色々と思ってみたり。うーん、ちょっとこの辺がすっきりしないのは、私が見落としている可能性も十分にあります。

追記:2回めを見て思ったのは、船に積んであった資産は、たぶん金塊だったんだと思われます。船に積んであったであろう金塊をデーヴラージが金庫にしまっている映像がちらっと流れていたし。石油と金(GOLD)の裏取引でグループを大きくした、という説明も冒頭であったので、グループの資産は全部とは言わずとも金塊にしている部分も多いのかなぁ。だとしたら、ブラックボックスを押さえる=換金できずロイ・グループに打撃を与えられる⇒インドへの進出を阻止できる、という図式なのかな、と。

そんなに真面目に考えなくてもいいんだとは思うんですが、でも、面白いからこそ、しっかり裏付けしたい!というか、考えるのも面白い!!

 

ブラックボックスがないと開かない金庫について

 

ロイの息子(本当はイブラヒムの息子)が、「ロイ・グループの資産はブラックボックスがないと開かない金庫に入っている」と法律顧問のカルキに説明してましたね。

でも、最終的にカルキが金庫に入ってみると。そこにはサーホーがロイの正式な後継者であることの証明となるものが並んでいるだけのように見えました。なんというか、資料館みたいな感じでしたよね。最近撮影されたようなロイとサーホーの親子写真とか、サーホーが子供の頃からの写真とか、展示ケースになにか入っていたような?どうしよう。初めてサーホーが使ったスプーンとか、初めてお父さんの似顔絵を描いてくれたクレヨン画とかあるかも(ないか)。

レコードも流れましたよね、あれは思い出の曲なのかしら…。

そもそも、この金庫を作ったのは誰なのか?といえば、それはロイだと思うんです(追記:あとで書き足しますが、これは完全な私の妄想でした。お恥ずかしい)。

↓↓↓以下、妄想開始↓↓↓

もしロイが突然亡くなってしまったときのことを考え、いくらイブラヒムが「サーホーは正式な後継者だ!」と証言したところで、ほかの幹部、特にデーヴラージは鼻で笑うだけだと思うので。いや、妄想ですけど。だからサーホーの身分証明的なものとして、あれだけ立派なものを作ったのかな、と。

だけど、たったひとつのブラックボックスがないと開かない金庫に、まさか金目のものが入ってないとは誰も考えないですよね。つまり、ロイはそれほどまでにサーホーのことを大事に守り通したい、ということだったんだな、と(涙)。いや、すべて私個人の想像上でのことなんですけど。

↑↑↑以上、妄想終了↑↑↑

追記:2回めに見たら、やはり上記は妄想でした。えー、絶対ロイに作って欲しかった!!(未練がましい)。

本物のアショークがヴィシュワクに「デーヴラージから資金を奪うために(ヴィシュワクたちが)ブラックボックスを作った」と言ってました。そうか。お父さんのロイが作ったんじゃないのか。しょんぼり。いや、字幕の文字数の関係上、ああとしか書けなかったのかも!本当はロイという名前も入って、ないか。ロイの方が文字数少ないですものねヴィシュワクより。しょぼん。

ロイの死後、ブラックボックスは安全な所に隠したとヴィシュワク&イブラヒムはカルキに言ってましたが。わざわざブラックボックスをムンバイに隠したことにしたのは、カルキをムンバイにおびき寄せたかったから、ということでいいのかな。

ブラックボックスの存在をわざわざカルキに知らせ、カルキがデーヴラージに話すであろうことを見越したってことですよね。で、こっちにお金あるよ〜、ほらほら〜ってわざとブラックボックスをちらつかせ。わざとブラックボックスをデーヴラージたちに奪わせ、その間にデーヴラージが船から奪った資産を奪い返す、というのがオリジナルのシナリオだったんでしょうか。

ただアムリタが人質になるのは想定外だったと思われるので。最初はデーヴラージの言うことを聞くふりしてたけど、ロイの息子ヴィシュワク(本当はサーホーの代理)と契約してブラックボックスをヴィシュワクに渡し、アムリタの救出をヴィシュワクに頼んだことに。で、イブラヒムがアムリタを救出した、というシナリオになったのですね。

あれ?

じゃあ、なんでカルキはブラックボックスが必要な金庫に入ったんでしたっけ?あ、あれか。サーホーがデーヴラージの金庫を狙ったからか。じゃあブラックボックスが必要な金庫の方はまだ手つかずじゃないか、ってことでカルキが代わりに行ったのか。それにしても、カルキの銃の腕前もすごいですよね。3人ぐらい倒しちゃってましたよね。ブラックボックスを奪ってからもマシンガン的なもので2人ぐらい吹き飛ばしてたし。恐るべし。

はて、ヴィシュワクとイブラヒムはいつの時点からカルキを疑っていたんだろう。最後の方でカルキがブラックボックスを奪うシーン。ボディーガードが誰かと電話をしていて、内部の通話記録を調べていたら裏切り者はカルキだった、って報告受けてたから。調べてはいたけど、確証はつかめていなかったのかもなぁ。

 

カルキが持ち出したブラックボックスを襲撃したのは誰か?という謎

 

カルキはイブラヒムたちからブラックボックスのありかを聞き出し、安全な場所へ移そうとムンバイへやってきます。

民家?礼拝堂??のようなところからブラックボックスを持ち出し、安全な場所へ移すために車で移動しているとバイクに乗った男性たちに襲撃されます。

あれ、その襲撃は誰が指示したのかな?って。

完全にバイクの人はカルキを殺そうとしていましたよね?防弾ガラスだったから、死ななかったけれど。マシンガンみたいなの持ち出された時は、明らかに危なかったのでは??とか。

アショーク(本当はサーホー)から、車から降りるなと散々言われていたアムリタが援護に入って(といっても、1人しか倒せてないけど)そこへサーホーが現れて結果的にカルキは助かったけれど。

あと、建物から狙撃してる人たちは明らかにバイク組を狙ってましたよね。えっと、この人たちも、どっちサイドなのかな??って。

①バイク組はサーホーサイド、狙撃組はデーヴラージサイド?

②バイク組はデーヴラージサイド、狙撃組はサーホーサイド?

③バイク組も狙撃組もサーホーが仕組んだ???

ただバイク組はサーホーサイドなのかな、という気がするのです。警察が尾行してるのも知ってるし、防弾ガラスなのも知ってるから、わざとカルキの乗った車を襲わせる。そこへ何食わぬ顔?でロイの息子が電話してきて、当初考えていた隠し場所とは別のところへブラックボックスを運ぶよう指示することで、デーヴラージサイドの出鼻をくじくというか。ブラックボックスを持ってカルキがとんずら出来ないようにしようとしたのかな??とか。

でもなぁ、自分で頼んだ人間をサーホーが傷つけるってのはおかしいですよねぇ。そんな子じゃない。第3の窃盗で、誰も傷つけないで宝石を盗む作戦を考えちゃう優しい子(?)サーホーが。

ただブラックボックスが狙われることを心配したデーヴラージサイドが沿道に、狙撃組を待機させていた?のであれば①の説かなぁ。

でも、あの場所で車が交通渋滞につかまるかどうかは予め予測できないだろうから、沿道の建物で待機するのも難しいだろうしなぁ。うーん。

妄想しか出来ないのが、つらい。何回か見たら、確証が持てるのかなぁ。

追記:2回めに見て思ったのですが。これはやはり、アショークが偽物であるということを知らない私たちをも撹乱するためのシーンなのかな、とか(身も蓋もない)。3回めを見て思ったのですが、ま、いっか。ここは説明不要ってことで(!!今まで、長々書いてきたのはなんだったのか!!)

 

ストーリー&感想

オープニング

ロイ・グループの歴史がナレーションで語られます。

冒頭のシーン6分間は、日本語字幕付きでこちらで見られます。

インドから遠く離れた場所にある犯罪都市・ワージー。そこを牛耳るのがロイ・グループ首領のロイ。

ロイは20年前に抗争に敗れ、家族とともにボンベイからワージーへ逃げ延びてきた。

(あ!!もう、ここで家族の存在が語られてましたね。なるほど。すっかり忘れてました。ただし、2回めに見たら映画館の字幕には”家族”という文字が入っていなかったような……?画面には2人の大人と、子供1人の後ろ姿がありましたよね)

ワージーの首領はプルドヴィラージという人物だったが、ロイはプルドヴィラージから首領の座を引き継ぐことに。

プルドヴィラージは、この人↓

現在は車椅子生活のようです。

しかし、プルドヴィラージの息子であるデーヴラージは自分を首領にしなかった父のことを快く思っていない。

密かに(でもなさそう)首領の座を狙っています。

ロイは金や石油の裏取引でグループを発展させていきますが、カラナ村というところに埋蔵されている石油の開発事業でグループ内の対立が顕著に。

映画の最後の方で、ロイはカラナ村が石油の産地であり15年にわたって支援してきたが、デーヴラージは立ち退かないカラナ村を一瞬にして灰にしてしまった、ということが判明。

このことで、内部の抗争が激化することを懸念したロイは闇事業から足を洗い、まっとうな企業になろうと画策します。(分かるような、分からないような理由だと思っていたのですが。一日経過して落ち着いてみたら、あぁ、これは息子サーホーへグループを譲るときにはクリーンな会社にしておきたい、という意味でもあったのかな、と。お父さんっ。涙。あと、闇世界で活動していれば、いずれは抗争になる火種が多すぎる、そこから脱却しておきたい、ということなのかな、と。)

そしてロイはインドでの再生可能エネルギーおよび水力発電事業の計画を立てる。が、そこに思わぬ横やりが。

インドの閣僚・ラーマスワミがインドでの反社会組織の活動を阻止する、とテレビで宣言。特定の団体(ロイ・グループ)を守るのはおかしい、と。「ギャングよ、話は以上だ」と演説を締めくくるラーマスワミ。

このシーンで、ワインのコルク抜きでボーイさんの手を刺してしまうのがプリンスです。

笑い声も特徴的ですよね。

必ず銀のネックレスをじゃらじゃらさせているのが、プリンスです。ごめん銀じゃなかったらごめん。プラチナとか高いのかも、ごめんねプリンス。それにしても可愛そうなボーイさん。

ロイ・グループ会議室みたいなところ

先ほどロイ・グループに宣戦布告していた閣僚のラーマスワミ・アーラガダがインドから呼び出されたようです。ラーマスワミは連邦電力省の大臣なんですって。

ラーマスワミの前に座って、書類を読み上げているのが法律顧問のカルキ。

ロイ・グループに優遇措置をとるという内容の嘆願書にサインを迫っています。ラーマスワミの後ろで葉巻をふかしているのはロイの腹心・イブラヒム。

めっちゃ、カッコいい。めっちゃ、好き。あ、すみません本音がだだ漏れてしまいました。

ラーマスワミは、これまでも数々の汚職を追放してきたので脅しには屈しないという態度です。そして、閣僚が拉致されたことが分かれば、世間も黙ってはいないだろう、と。

そこへ会議室のドアが開き、小さな女の子が入ってきます。

手にはルービックキューブ。完成したのでしょう、ロイへと手渡しにきました。ロイのお孫さんかな、と思ったらなんとラーマスワミのお孫さん!ロイからご褒美におもちゃの風車を貰って帰っていきます。

どうやらロイたちはラーマスワミだけでなく、一家ごと拉致した模様!!一家ごといなくなれば旅行だろう、と世間は思う、と説明するイブラヒム。仕事完璧過ぎる。しかも、お孫さんとすっかり仲良しになってるロイ!恐るべし。

あー、だからかな。サーホーがデヴィッドに偽の家族を準備したのは。やはり弱み(家族)を攻撃するのが一番の手段だって分かっているのかも。それにしても、クリーンな企業になろうとしているのに大臣を脅迫するってのは、どうな……いえ、なんでもありません。

そういえば、あのルービックキューブ、普通の四角バージョンじゃなくて面白い形してましたね。

ボイドキューブはその中心部分が無い為にルービックキューブと比較して難易度が上がります。

うわー……普通のルービックキューブでも最高で2面しか完成したことのない私には無理だ。すごいな、あの女の子。

それでも「ロイは仁義の男。家族を手にかけるほど非情ではない。脅しはきかんぞ」というラーマスワミ。ロイがちょっとだけイブラヒムを見た途端。イブラヒムは間髪入れずラーマスワミの後頭部を後ろから殴りつけ、ラーマスワミの頭を机に打ちつけると、ラーマスワミの右手にライターで火を付けるという。イブラヒム怖いよ。好きって言ったけど、怖い。

そこへ、「あちらのお客様からです」的な感じで氷の入った器を滑らせるロイ。急いで火傷した腕を氷につけるラーマスワミ。うわー、痛そうだよう。

「ワージーまで拉致してきたのは、恐怖を刷り込むため。抵抗なさるな」といって結局はラーマスワミにサインさせるのでした。

ロイとイブラヒムのコンビで、一体これまでに何百人の人が恐怖を刷り込まれたのかしら……。

幹部会?

きらきらと光る黒いジャケットを羽織るロイ。それに寄り添うイブラヒム。この廊下を歩くシーンもしびれました。かっこよすぎる。あまりにもカッコ良すぎて5分ぐらい見ていたかったです。

音楽もカッコいいんですよねぇ。

ラーマスワミがロイ・グループを優遇することを嘆願する書類にサインしたことで、もう自分たちの仕事を邪魔する人物はいなくなりました。そのことを幹部たちに報告するのでしょう。

 

会場に入ったロイが、肩に手をおいた人物。それが前首領のプルドヴィラージ。

ロイ・グループの首領の座を狙っているデーヴラージのお父さんです。

ロイがスピーチを始めます。

知恵定まりし者 その特徴やいかに
英知定まりし者 いかに座し いかに歩むか

これは格言なのでしょうか?ロイ・グループの家訓??

ロイは、自分たちを邪魔するものはいなくなった!と言ってロイ・グループの関係者たちと乾杯します。

これでロイもインドへ帰れる、とイブラヒムのセリフ。そうか、そもそもロイは抗争に敗れてムンバイからワージーへと逃げ延びたんでしたね。

ただ、カルキの表情は心配げです。資金を載せた船が数時間後にインドの領海内へ入るんだそうです。

走行する車内

ロイがワージーからムンバイへとジェット機で移動して来たようです。

車に乗り換えムンバイ市内を走行していると電話がかかってきます。まぁ、サーホーからの電話だったことが最後の方で分かるわけですが。

電話の相手は、今どこにいるのか?と聞いたようです。「どこだろうな、今はボンベイをムンバイと言うらしい」と答えるロイ。

ボンベイからムンバイへと正式に名前が変わったのは1995年のこととか。まぁ、『サーホー』は近未来の世界だと公式ホームページにも書いてあったしな。

前後に警備の車が1台ずつ走行しています。

そしてバラード通りで、ゆるやかに左折を始めたロイの車にタンクローリーが突っ込みます。一回転する車。前後は警備の車がいるから、カーブする場所で待ち伏せしてたんですねぇ…。

そして炎上する資金を載せた船。

つまり、この瞬間からデーヴラージはロイ・グループの首領の座を狙うべく実行したということですね。ロイを暗殺し、グループの資金を船から盗んだ、と。

 

3週間後のムンバイ

ムンバイ市内で多発する盗難事件を解決すべく、捜査本部が設置されます。物証を一切残さない犯人グループに、特殊部隊3チーム、カメラも増設し、24時間以内に逮捕を目指す、と署長自ら陣頭指揮をとっているところに、3件目の窃盗事件が発生したと報告が入ります。

窃盗事件の容疑者は掴まえたものの、みな犯行を否定している、と署長に報告するゴースワミ。

署長が容疑者に会いに行くと、そこには40人ぐらいの人が!

そして、関係者が口々に自分のやったことを話し始めます。詳しくは、こちらをご覧ください。それにしても、犯罪にちょっとずつ携わる人たちの生活習慣とか、よく調べたなぁ、と笑ってしまいました。

 

うわ。もう1万文字近くになってしまいました。まだまだ始まったばかりなのに……一体、何本の記事を書いたらストーリーと感想を書き終えることができるのか…。あ、でも、メモには限界があるので!ここまで詳しく掛けたのは冒頭約6分の映像が公開されているからで、ええ、あと2回ぐらいで終わってしまう、かも?

映画『サーホー』ストーリーの流れと感想を②

 

ABOUT ME
コアラ
館ファン倶楽部の管理をしているコアラです。 週末は映画館か美術館にいることが多いので、家族からは「今日はどこの館(かん)へ行くの?」と聞かれるようになりました。 皆さんのお役に立てるような館情報を提供していけたらなと思っています。

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