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映画『神と共に』第二章を観た感想

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

『神と共に 第二章:因と縁』の感想も書こう、書こうと思って気がつけば8ヶ月ぐらい経過していました……。

ネタバレしつつ、感想を書いていこうと思います。

第一章の感想はの2つに分けて書きました。

映画『神と共に』とは

公式ホームページは、こちら

『神と共に』は、第一章:罪と罰、そして第二章:因と縁が日本で公開されています。噂では、第三章も作られるのでは?と。ただ、パンフレットの中で監督さんは言明を避けていますのでどうなりますやら。

原作は韓国のWebコミックだそうです。日本でも日本の漫画家さんが絵を描いて『神と一緒に』というタイトルで発売されたそうです。

原作の漫画に日本語訳がついたものは、全68話中10話まではパソコンからこちらで読めます。あとはアプリをダウンロードすると読めるのですが無料で読めるのは一日1話だけみたいで。10話まで読んでみましたが、漫画と映画ではかなり設定を変えてある感じです。

映画の準備に約5年、撮影に約1年かけたという。しかも第一章と第二章を同時に撮影したとか。セリフとアクションを覚えなきゃいけないし役者さんたちはすごいなぁ。

 

映画のあらすじ

第一章の主人公は消防士のキム・ジャホン。第二章の主人公はキム・ジャホンの弟であるキム・スホン。

兵役中、可愛がっていた後輩のウォン・ドンヨンの銃が暴発し弾が当たってしまったキム・スホン。怨霊となり、ひいては兄ジャホンの裁判にも影響を及ぼしてしまう。

第一章では、カンニムとヘウォンメクによって捕まったスホン。本来ならば裁判を受けることなく怨霊は消滅するしかない、はずだったのに。

なぜかスホンには”貴人”の札が。

かくして、使者たちとスホンの冥界での裁判旅が始まった。果たして彼は”貴人”として無事に転生できるのか?それとも、どこかの地獄に落とされてしまうのか……。

 

主な登場人物

登場人物 役  柄
キム・スホン 1章の主人公だったキム・ジャホンの弟。除隊間近の兵長。後輩ウォン・ドンヨンの銃が暴発し死亡。
ウォン・ドンヨン キム・スホンと同じ隊にいる、ちょっと頼りない青年。
パク中尉 キム・スホン、ウォン・ドンヨンたちの上官。
カンニム 冥界の弁護士。ヘウォンメク、ドクチュンとチームを組み亡者たちの弁護を担当。凄腕の弁護士。
ヘウォンメク 亡者と使者を警護する。
ドクチュン 補助弁護士。特殊な能力がある。カンニムとヘウォンメクに、めちゃくちゃ可愛がられている。でも、その理由がめちゃくちゃ分かる。めちゃくちゃ可愛い。姿を見るだけで頬がゆるみ、目が潤う(完全に個人的な見解です)
閻魔大王 冥界の総取締役。自らも天輪地獄で裁判長をつとめる。
成主神(ソンジュシン) 屋敷神。壺がご神体。
ホ・チュンサム おじいさん
ホ・ヒョンドン おじいさんの孫

 

※※ここから先は、ネタバレを含みます。未見の方はご注意ください※※

 

そして、感想だけでなく、私の妄想も含まれます。かなり含まれます。ほぼ妄想かもしれません。いや、妄想まみれです。ご注意ください。

『神と共に』冥界での裁判システム

日本では死んだら閻魔大王の前で生前の行いについて裁かれ罪が確定する、という感じですが。この映画では、7つの地獄それぞれで裁判を受け、すべて無罪であれば転生できるというもの。(仏説寿生経と字幕に書いてありましたが、とりあえずウィキペディアにはそのお経のことが載っていませんでした。残念。)

個人的には7箇所も移動せず1回でスパっと決めて欲しいと思ってしまいました。だって通るかどうかわからない裁判を受けて、裁判をパスしても次があるって……地獄のようだ(って、地獄でした)。

どんな地獄があるかといえば、

地獄の名前 裁かれること 裁判長
天輪地獄 親不孝をしていないかを裁く 閻魔大王
殺人地獄 殺人に関与していないかを裁く(直接だけでなく間接的なことも含む) 変成大王
不義地獄 正義の行いをしなかった者を裁く 五官大王
暴力地獄 暴力をふるわなかったかを裁く 秦広大王
怠惰地獄 人生を無駄にしなかったかを裁く 初江大王
ウソ地獄 生前についたウソを裁く 泰山大王
裏切り地獄 信頼を裏切らなかったかどうかを裁く 宋帝大王

 

そして、何より面白いといいますか、特徴的なのは、亡者によって裁判を受ける順番が変わるというのです。そのルートを決めるのは閻魔大王。大変だなぁ、1人1人によってコース決めるなんて。面倒くさくないのかなぁ。だから1回でやった方が……。

しかも、地獄と地獄の間にはおなじみの”三途の川”、そのほか”剣樹林”、”天地鏡”、”寒氷峡谷”などなどを通らなくてはならず。もう、トライアスロン的な感じになっています。

どうやら亡者は、亡くなったときの洋服を着て地獄めぐりをすることになるようで。

 

キム・スホンさんのルート

 

場 所 出 来 事
スタート 死んで怨霊となる
天輪地獄 本来ならば親不孝をしていないかを裁かれる場所ですが、今回は天輪地獄の裁判長でもある閻魔大王に「スホンの裁判を受けさせて欲しい」とカンニムが直談判する場所となりました。
三途の川 船で渡るも危険な魚に襲われる
怠惰地獄 人生を無駄にしなかったかを裁かれる。ただし、スホンは怨霊に関する裁判のみ受けるので、ここはスルーできる。
ウソ地獄 生前についたウソを裁かれる。そして、ここでの裁判もなし。野宿のみ。
剣樹林 スホンの兄・ジャホンが通った時は、スホンが怨霊になったとばっちりを受け大変でしたが。スホン自身が通る時は、昼間だしステキな散歩道ぐらいな感じでした。
千古砂漠 天輪砂漠へ向かう広大な砂漠。亡者が恐れるものに襲われる。
裏切り地獄 信頼を裏切らなかったかどうかを裁く場所ですが、モササウルスのお腹のなかで移動できたため裁判はなし。
不義地獄 正義の行いをしなかった者が裁かれる場所。スホンにとって初めての裁判の場所となります。
暴力地獄 暴力をふるわなかったかを裁かれる。
火蕩霊道 ぐつぐつと煮えたぎるマグマの上に木道が通っている。
殺人地獄 殺人に関与していないかを裁かれる(直接だけでなく間接的なことも含む)

 

貴人とは

いつも他人を気遣って助け正義に生きた亡者、または自分の死の理由が分からず天寿を全うできなかった亡者のことだそうです。

殺された恨みから怨霊となったキム・スホン。彼はなぜ49人目の”貴人”なのか?

 

第二章の流れ

天輪地獄

雪が舞い落ちるなか、武将が仰向けに倒れ泣いています。瀕死の武将に近寄ってくる数人の影。「なぜ泣いているのか。悲しくて泣いているのか。悔しくて泣いているのか」と問いかけてきます。

そこにカンニムの顔が重なり、一生懸命ドクチュンがカンニムを起こそうとしています。

スホンにいたっては「早く起きろ、使者のくせに腰抜けだ」とか罵ってきます。強気でいいなぁ、スホン。ただ、字幕だとそうなんですけど、日本語の吹替だともう少し丁寧な話し方ですね。個人的には、字幕の負けん気が強そうな感じのほうが好みなんですけど。ふふふ。

さすがのヘウォンメクも一人では大変らしく「たっぷり休んだ後は助けてくださいよ」と。そしてカンニムの刀を足で蹴ってよこすという。カッコいい。

まだふらつきながらも、しばらく冥界を守るものたちと戦っていると砂嵐のなかから天輪地獄が姿を現します。天輪地獄といえば閻魔大王。これまたカッコよく登場です。武器を捨て礼儀正しく挨拶をするヘウォンメク。ドクチュンもスホンにお辞儀をするよう促します。もちろん、カンニム様も深く一礼。

判官たちはカンニムたちによるテロであること、スホンの死は事故死であり裁判を行うことに反対しますが、カンニムは貴人の札がでたからには過失致死なのか、無念の死なのかを明らかにしたい、と。

自分の裁判ができるかできないかの瀬戸際なのに、にやにやと状況を見ているスホン。面白すぎる。

すると閻魔大王は自分が守るべき冥界を襲ったり、下界を乱したり、怨霊を呼んだり、冥界法違反したり、むしろ裁かれるべきはカンニムだというのです。しかしカンニムは引き下がらず、すべての罰は自分たちが受けるのでスホンの裁判を受けさせて欲しい、といいます。

それを見ていたヘウォンメク、ドクチュンに向かって「なんで自分たちも」とぶつぶつ言いますが、ドクチュンも手をついて「裁判を受けさせてください」と閻魔大王にお願いするという。ええー、っていう顔のヘウォンメク。

もう、この冒頭からのヘウォンメクが面白くて面白くて。

判官たちは自分たちの首を懸けて、ヘウォンメクたちは使者の肩書を懸けて、スホンの裁判が行われることとなります。カンニム様の意向であれば従います、というドクチュンを後ろから優しげな目で見守るスホン、好き。

そして思わず地面に伏してしまうヘウォンメクも好き。ちょっと態度に出しすぎ。すかさずツッコミ入れる閻魔大王も好き。「なぜ伏している?」って、絶対わかってるのに。すかさず、「感動しすぎて」とか言い訳するヘウォンメク。

ただし、閻魔大王から1つお題が。裁判が行われる49日間の間に下界からホ・チュンサムという亡者を連れてくること。第1章でカンニムが下界に行って調査していた時に、病院ですれ違ったおじいさん!カンニムは気づいていないかもしれませんが、怨霊となったスホンと戦っているときに、おじいさんに実は見られてましたね。

彼は、とっくに寿命が尽きているのに屋敷神が彼を冥界に連れて行かれないよう守っている、というのです。今まで何人もの使者を送っているけれど屋敷神に妨害され、冥界に連れてこられていない、と。

屋敷神・ソンジュ神は”現身”して人からも姿が見られるようにして、ホ・チュンサムとその孫の生活を助けているとのこと。

冥界の法に背くソンジュ神を消滅させ、ホ・チュンサムを連れてくるよう閻魔大王は使者たちに命じるのです。神って、消滅させられるんだろうか……と思ったのは私だけでしょうか。

下界

廃墟のようなところで、ゴミを分別している筋肉隆々の男性。こちらがソンジュ神。

近くにいる男の子はヒョンドン。ホ・チュンサムのお孫さんです。第一章ではパピコみたいのを食べようとしていた子ですね。ヒョンドンはソンジュ神を人間だと信じているので、ソンジュ叔父さんと呼んでいます。

壊れた壁に書かれた警告の文字を、両手に持ったカラースプレーで絵を描きながら消していくソンジュ神。それを離れたところから見ているヘウォンメクとドクチュン。そう、カンニムはスホンを連れ裁判を受ける担当に、ヘウォンメクとドクチュンがソンジュ神を消滅させホ・チュンサムを冥界へ連れてくるという分担なのですね。

ソンジュ神は高麗の王様を描く御用絵師だったんだそうです。だから絵もお手のものなんですね。

もしソンジュ神を消滅させ、おじいさんを冥界に連れて行ってしまったら、孫のヒョンドンはどうなってしまうのか。ドクチュンは心を痛めています。せめて、ソンジュ神を消滅させる時はヒョンドンが見ていないところで、とヘウォンメクにお願いするドクチュン。

刀を仕舞うと「まずはソンジュ神の壺(神体)を探そう」というヘウォンメクの言葉に安堵するドクチュン。ドクチュンの言うこと聞いてあげるヘウォンメク優しい。

天輪地獄

キム・スホンの裁判は怨霊に関する裁判のみ受けたい、と閻魔大王に言うカンニム。冥界法 第3条6項には(結構きっちりとした法律があるんですね!)、無念の死と思われる亡者はその関連の裁判だけに限ると書いてあるんだそうで。

キム・スホンは、自分の死を受け入れず怨霊になった”不義の罪”と、怨霊となって元同僚たちに暴力をふるった罪があるそうです。そうなると、最初の裁判までに4つの地獄を通過する必要があるんだそうで。そ、そんなに?!しかも途中では怨霊を狙って地獄鬼も飛び出してくる、と。

裁判受けるまでに生き残れるのかしら?!いや、すでに死んでるけれど。

で、ようやく裁判を受けたとしても無念の死を明らかにできなければキム・スホンは地獄で起訴されたすべての罪ですべて有罪となり永遠の地獄に落ちる、と。それに猛反発するキム・スホン。自分自身が法律の勉強をしていたこともあり、法の不遡及の原則を持ち出し抗議します。が、カンニムに口をふさがれ、あっけなく退散。

このあと興奮で話が止まらない判官への閻魔大王の連続指パッチンが可笑しかった。からの、人差し指を立ててシー。だいぶ第1章より面白いキャラクターになっている閻魔大王。閻魔大王が退出するときは必ず砂嵐が起こるのですね。側にいる鎖をジャラジャラつけた守り人たちが動くせいかな。

下界

ホ・チュンサムが寝ているところに立っているドクチュンとヘウォンメク。

ドクチュンはホ・チュンサムを冥界に連れて行くために名前を呼ばなければならないのですが、戸惑っていてなかなか呼びません。それどころか、布団から足がでているおじいさんに布団をかけ直ししてあげてます。

ヘウォンメクはソンジュ神の神体である壺を簡単に見つけます。壺の中身を飲み干してみたり。

そうこうするうちに、ドクチュンはソンジュ神に捕まってしまうのです。一線交えるソンジュ神とヘウォンメク。最終的にはソンジュ神に取り押さえられてしまうヘウォンメク。まぁ、ソンジュ神の腕っぷしの太さが半端ないですしね。

そして、ソンジュ神がヘウォンメクとドクチュンを千年前に冥界へと連れて行った使者だったということを知ります。まったく記憶のない2人にとっては驚き。記憶を消すなんて閻魔大王は酷い、とソンジュ神はしきりに言います。

「今も長髪か?」って、そこですか!

ソンジュ神は、ヒョンドンが特例で8月に小学校へ入学するまでお祖父さんのホ・チュンサムを連れて行くのは待ってくれ、とヘウォンメクとドクチュンに頼み、寿命札を取り上げてしまいます。寿命札がないと、冥界へは連れていけないのですね。

三途の川

キム・スホンとカンニムは船に。

スホンは、なぜ自分の死に隠された秘密をカンニムは教えてくれないのか。そもそもカンニムは何者なのか、と。

真相を知ったらスホンは協力しないだろうし、耐えられないだろうというカンニム。でも、まだ食い下がるスホン。

それを軽〜く聞き流しつつ「嵐がくるから準備のためロープを」とスホンに手渡すカンニム。ん?でもスホンを柱にくくりつけてますよね??

突然、カンニムは足元のスイッチを踏むとスホンがくくりつけられた柱はあっという間に空へ向かって伸びていきます。それだけかと思えば柱は船の進行方向へ倒れ、三途の川の中へ入れられてしまうスホン!

川底(というより海底に近いと思うけれど)からすごい勢いで泳いでくる恐ろしい魚たちに襲われてしまうスホン。ようやく柱が引き上げられます。喉元にくらいついてる1匹が可笑しかったです。いや、自分だったら嫌だけど。

そこへ下界の報告に現れたヘウォンメクとドクチュン。寿命札をソンジュ神へ取り上げられてしまったことを報告します。札を取り上げられたことを「自慢してるのか!」とツッコムカンニム様、ちょっと面白かった。

ただ、来月10日の入学式まで、というのであればおじいさんを冥界へ連れて行くのに8日残ることになるので、そこから冥界へ連れていけばいいこと。ただし、ソンジュ神の壺は見つけ次第割るように、と2人へ命令するカンニム。

ここで、ヘウォンメクは引き算苦手ってことが明かされます。いいよ、いいよ。できる人がやれば、うん。カンニム様がやってくれれば、うん。

下界

おじいちゃんと孫の家に、借金取りがやってきます。

その様子を、屋根の上に腹ばいになってみてるヘウォンメクとドクチュン。くー、可愛いなぁ。この身長差も兄妹みたいでねぇ。

ソンジュ神は力はあるものの、そもそもが屋敷神なので人間には手出しができない模様。挙げ句、突き飛ばされたときに人糞に触ってしまい力が抜けてしまうのです。それを見た時のドクチュンの顔も可愛いから、ぜひもう一度再生して見てくださいませ。

三途の川

すっかり恐ろしい魚たちに襲われ、ぐったりなキム・スホンにカンニムは自分の正体を明かします。高麗時代、自分の弟に殺された大将軍カンニムだ、と。

「そろそろ行くぞ!」といって、再び足元のスイッチを踏む!

さきほどの魚が可愛いとしか思えないほど、とてつもなく大きな魚が現れスホンを狙ってきます。どうやら、その巨大魚をおびき寄せるためにスホンを水につけた様子。恐るべしカンニム様。地獄へ行って運良くカンニム様に弁護してもらえたら、口答えはしないこと、っと。

そしてカンニムはスホンを狙って水からジャンプした巨大魚にモリを打ち込み、スホンを巨大魚の目の前にぶらさげることで船のスピードアップを狙うのでした。巧みに柱を動かし、船を進ませるカンニム。使者も大変だなぁ。って、これ前にもこの手を使ったことあるんだろうな……。

下界

このままでは孫とおじいちゃんが危ない!というところでヘウォンメクがソンジュ神に取引を持ちかけます。

入学式まで待つし、おじいさんが旅立ったあともお孫さんが生活していけるようにする、と。ただし、自分たちの記憶を戻して欲しい、と。

おじいさんが借金取りたちに突き飛ばされるのを、黙ってみていられなくなったドクチュンが助けに走ります。普段は亡者にしか見えないはずですが、生きている人間からも見られるように変身?したようです。

突然現れたドクチュンに驚き、「おばさんは誰ですか?」とヒョンドンに言われてしまうけど…。

結局は取引をすることにしたソンジュ神。ヘウォンメクも人間に化けて?借金取りたちをあっという間にやっつけてしまいます。そしてヒョンドンにウィンクするヘウォンメク。きゃあ〜〜〜♪

ドクチュンもヘウォンメクも、ソンジュ神が集めてきた古着の中から自分たちの洋服選んでるの可愛いですよね。手を洗いに急ぐソンジュ神を引き止め、自分の前世を聞くヘウォンメク。自分からなのかーい!

そしてヘウォンメクは千年前の高麗時代に武将だったことを知ります。

高麗時代

ヘウォンメクは高麗と”女真の地”の境界線である北方地域を任されていた武将で、女真族からは”白い山猫”と恐れられていたそうです。

首元には、いつも白い山猫で作った首巻きをしていた、と。だから首元が寂しかったのか!何かが足りないような気がして、と納得してるヘウォンメク。自分の過去が相当カッコいいと気に入った様子。ほらほら、ドクチュンが呆れてるじゃないですか。

怠惰地獄

なんとか巨大魚を操り、怠惰地獄まで進んできたカンニムとスホン。

兄の仕送りに頼りっきりで、働きもせず、司法試験に8回も落ちるなんて。本来ならば、この地獄で20年の刑に処せられてもおかしくない、と。けれどカンニムとのおかげで、ここはパスできるそうです。そうか、怨霊に関する裁判だけ受けるからパスできるのか。

下界

自分が誰だったのか分かり浮かれまくるヘウォンメク。迷惑そうなドクチュン。

そして、どうやってヒョンドンが1人で生きていけるか考えることに。

そもそもソンジュ神がこの一家を支えようと思ったのは、ヒョンドンの母親がヒョンドンを産んですぐに亡くなり、父親は博打の借金を抱えフィリピンへ逃亡中。再開発のために家は立ち退きを迫られ、ヒョンドンは”はしか”にかかってしまった、と。そこで仕方なく人間として姿を現し、助けることにしたのだ、と。

立ち退き料として1億ウォン(日本円で880万ぐらい)もらったものの、それだけでは足りないと株とファンドに使った結果……約70%の損失をだし、その上、借金もしてしまったようです。

「ファンドは必ず上がる」自分に言い聞かせるように言うソンジュ神。

ヘウォンメクから「マンションを買えば良かったのに」と言われ、ドクチュンからは「閻魔大王様も下界の株には手を出すな、とおっしゃってました」と言われてしまうソンジュ神。なんと現在3億ウォンの借金があるようです。大変!!

児童養護施設

ヘウォンメクが考えたのは、ヒョンドンを児童養護施設へ預けること。

しかし、そのためには父親が扶養を放棄したという証明書が必要だ、と。でもフィリピンへ逃亡していて、それができないわけで。すると職員から、もし同居人のおじいさんが体が不自由であれば生活保護を受けられるのではないか、と教わります。

養護施設の庭で、子どもたちと遊ぶドクチュンを見て「千年たっても、あの子はなにひとつ変わらない」と呟くソンジュ神。

高麗時代

高麗の騎兵隊が女真族の村を襲った時、ドクチュンは子どもたちを避難させたのだといいます。親を失った子どもたちを連れ、高麗軍の来ない山奥へと入ったドクチュン。そして18歳で亡くなるまでの3年間、彼らの親代わりをしたんだそうです。

「どうりで女真族っぽい顔だと思いました。異国スタイル」って茶化しちゃって気まずいウォンメク。江南スタイルにかけた…?

ウソ地獄

ウソ地獄で焚き火しているカンニム様。

「苦痛があるのに傷がないのは不思議だろう」とスホンに話しかけます。ええー、嫌だぁ。傷もないけど痛みだけあるだなんてぇ。地獄こわい。

自分の死の真相をどうしても話してくれないことに嫌気がさし、裁判で勝っても生まれ変わりたくないスホンは建物から飛び降りようとしますがその高さに思いとどまります。今まで何度もカンニムに生まれ変わりたくない、また苦労したくない、って言ってますものねぇ。スホンにとっては、裁判ができることも、貴人と証明できて生まれ変われても嬉しくはないんでしょうねぇ。

そこでカンニムは、スホンの気を鎮めるために自分の話を始めることにします。

高麗時代

カンニムの父親は、高麗時代の女真族征伐隊長、対契丹戦争の総司令官だったそうです。勇敢で人徳のあったカン・ムンジク大将軍。将来は息子のカンニムに大将軍を継がせたかった、と。

契丹軍を破ると彼らが国に帰ることを許し、今後無駄な殺生をしないようカンニムに伝えます。契丹の命運は尽きているのだから、と。その慈悲深さが理解できなかったというカンニム。

剣樹林

カンニムの昔話は、剣樹林を歩きながらも続きます。

スホンに「バカがつくほど頑固で一度決めたことは変えない人」と言われるカンニム。今度は弟についてスホンが質問します。

高麗時代

戦の帰り道に偶然出会った契丹族の少年。両親を亡くした少年を自分の息子として育てることにしたカンニムの父親。

「全てはそこから始まった」

下界

おじいさんたちが生活保護を受けられるよう、耳が聞こえないという嘘をつくことに決めたようです。が、おじいさんは聞こえるものですから、ついつい聞こえたことにしてしまいます。

テレビでは、キム・スホンの遺体が見つかったとニュースで報道されています。一等兵は骨折と精神錯乱で入院中、とも。

「冥界の使者は、こういう奴らを捕まえないで何をしてるんだ」とおじいさんに言われ、後ろから凄い目で睨みつけてるヘウォンメク。これこれ、やめなさい。

高麗時代

養子にした契丹族の少年を、とても可愛がったカンニムの父親。

最初は将棋のようなゲームでも、木刀のようなものの戦いでも負けなかったカンニムでしたが、父親の手ほどきを受け義弟はめきめきと力をつけていきます。

すっかりカンニムの話に引き込まれ、楽しんじゃってるスホン。

そして、どうやっても勝てなくなってしまったカンニム。しかも弟は防御一方で、攻め込んでこないのです。

「すべての戦闘で勝利は敵次第だと。勝ちたいからと自分の戦略に固執せず敵の戦略を読むのが大将軍の徳目であり資質だと父上に教わりました」と言われてしまうカンニム。

本当は、お父さんもカンニムにこのことを教えたかったんだろうけれど。スホンも見抜いたようにカンニムは頑固だから。だから、カンニムとは違い素直に言うことを聞く弟の方をお父さんは寵愛したし、もしかしたらどこか弟を見て考え直して欲しかったのかも、なんて。

千古砂漠

昔話をしているうちに、亡者が一番恐れるものがでる千古砂漠へとやってきたカンニムとスホン。

いつ何が出てきてもいいように刀を抜くカンニムに、自分には怖いものなどないから、何も出ないと言います。そうか、と刀をしまうカンニム。結構素直なカンニム。

 

下界

キム・スホンの母親が引っ越すのを手伝うおじいさんと孫。そうか、ご近所さんだったんですね。手には長男が職場で育てていた鉢を持っています。

その光景を見ながら、ドクチュンが言います。

”会者定離(えしゃじょうり)”、出会いがあれば別れがあり

”去者必返(きょしゃひつへん)”、去る者は必ず戻ってくる

そして、ヘウォンメクはソンジュ神に自分とドクチュンの出会いの話を聞くのです。

高麗時代

冬山のなかで、ドクチュンの正面にトラが待ち構えています。

恐怖におののき、あとずさるドクチュン。トラに飛びかかられ、もう噛まれてしまう!その直前に一本の矢がトラに向かってきます。

矢を放ったのはヘウォンメク。自分の方へとトラをひきつけ、槍を投げて仕留めるのです。

そしてドクチュンに隠れ家まで案内するように言います。女真族の一家が隠れていると思い小屋へと足を踏み入れますが、女真族の子どもたちしかおらず少し驚くヘウォンメクと部下。

部下は、女真族は子供であろうと皆殺しにしないと、とヘウォンメクに進言します。

ナイフを持ったヘウォンメク……ここでドクチュンたちも……

と思ったら、さっきのトラを解体。

肉は干し肉に、骨は薬に、皮は防寒具にするようアドバイス。もう二度と南方へ来てはいけない、とドクチュンに言うのでした。

千古砂漠

よく考えたら、自分にも怖いものがあった、と言い出すスホン。

いやいや、深く考えなくていいから。気楽にしろ、と。怖いものはないと言っただろう?と、少々焦ってるカンニム様。

でも現存はしないけれど怖いものがある、というスホン。

それは……絶滅した爬虫類。

カエルが苦手なのか?と少し安心したようなカンニムに、カエルは飽きるほど満たし爬虫類じゃない、とビシっというスホン。ヘウォンメクは算数苦手で、カンニム様は理科が苦手、と。

映画『ジュラシック・パーク』にもでてくるラプトルという恐竜が怖い、というのです。

あぁーー。考えちゃった、考えちゃったから、出て来ちゃった。地中からバーンと出てきちゃった。刀を抜くカンニム。

聞かなきゃいいのに「ラプトルは1頭か?」とカンニムが聞いたもんだから、「ラプトルは群れで狩りをする」と答えるスホン。もう地中からボコボコでてくるラプトル。そして、さらにラプトルの習性などを話し続けるスホン。自分は死んだのに鳥肌が!とか言ってる場合じゃない!

やめてー、やめてーーーー。

怖い割に、ずいぶんラプトルに詳しいじゃないか!

慌ててカンニムが刀で地面に円を描き、後ろを振り向かないように、動かないように、と言ったのが逆効果。すべて裏目にでてしまうのでありました。あちゃー。

 

下界

役所へきたおじいさん。生活保護を受けられるよう、耳が聞こえないふりをしています。

が、そこは百戦錬磨の担当者。

うまいこと誘導し、おじいさんの耳が聴こえないという嘘を見抜いてしまうのです。担当者は、おじいさんの身元引受人となっているソンジュ神を呼びつけます。変装のつもりなのか、受付の机に置いてある備え付けのメガネかけちゃってるヘウォンメク。可愛すぎ。

担当者の方からは海外養子縁組の提案をされます。それであれば、おじいさんか後見人のサインだけで大丈夫だから、と。国内で養子になるには大きすぎるから難しいかもしれない、というのです。

 

千古砂漠

ラプトルから全速力で逃げる2人。でも時速70キロ。前後から挟み撃ちにされそうになる前に、再びカンニムが刀で円を描きます。そうすると、円の中には入ってこられないものの、首というか顔は入ってきちゃうという。

そこへ、なぜかティラノサウルスが登場しラプトルを蹴散らします。

「もっと大きい恐竜は?」というカンニムの問いに、なぜか地面を見るスホン。

地面から、とてつもなく大きな恐竜が現れ2人を飲み込み消えていきます。それをティラノサウルスが上から覗き込んでるのが可笑しかったなぁ。それにしても、千古砂漠の下は水なんですかね?

下界

孫を海外養子縁組に出す、という話に大激怒するおじいさん。ソンジュ神のみならず、ヘウォンメクの頬を打ってしまうほどに。

ヘウォンメクは人間に頬をぶたれた!と、雷雨まで引き起こし、結局2度も頬をぶたれてましたね。ってか、おじいさんに向かってケツの青い若造め!って言ってたけど、そうかヘウォンメク見た目は若いけれど千年以上生きてるんですものねぇ。

お腹のなか

恐竜の中でも一番大きくて凶暴なモササウルスに飲み込まれた2人。どうやら、裏切り地獄の下を流れる海のなかにいるようです。このまま裏切り地獄も突破でき、そう。

ここで急に、カンニムが「パク中尉とウォン一等兵がお前を裏切ったとしたら?」と聞きます。スホンは即答「そんなことをする連中じゃない」と。

ウォン一等兵は体力も精神力もない要注意兵士。

パク中尉は孤児として初めて陸軍士官学校を卒業し、来月には大尉への昇進が控えている。奥さんには子供ができたところだ、と。

自分が生きていることを知っていたら、2人は自分を埋めるようなことをしなかっただろう、と。自分を裏切る人たちではないし、人を裏切るのは簡単なことではない、というスホン。

高麗時代

いよいよ女真族を攻める最後の攻撃を明日に控え、カンニムの父が義弟に話しているのを盗み聞きしてしまったカンニム。

父は義弟に先鋒を任せる、というのです。カンニムに任せるとかならず勝つが同時に無駄に死傷者がでてしまう、と。勝ち戦で自分の軍に不要な犠牲がでるのは容認できない、と。

義弟は兄上を差し置いては引き受けられないといいますが「命の重みに優劣をつける者は立派な将軍にはなれない」と。

結局、お父さんは義弟を連れて一番激しい戦いに挑み高麗軍は5万人の兵が命を落とし、お父さんも亡くなったというのです。父の跡をつぎ大将軍になったカンニム。

大将軍になって次にしたことは、弟を罷免したんでしょ?と言うスホン。さすがのカンニム様も黙っています。どうやら図星だったようで。

そうそう、この少し前にモササウルスは突然息絶え、2人は口から吐き出されたのでした。裏切地獄を歩きながら、裏切りの話をする2人。

下界

廃品回収してきた品物を仕分けしながら3億ウォンの借金をどう返済するかヘウォンメクと屋敷神が口論しています。

その口論を聞きながら、昔話がもっと聞きたいとヒョンドンがドクチュンに言います。そこで、ドクチュンは自分自身の話の続きを聞きに屋敷神たちの方へ行くのです。

高麗時代

雪の季節の夜。見回りをしていた高麗軍が、毛皮をかぶったドクチュンを捕らえます。二度と南方に来てはいけない、と言ったのにとヘウォンメクは言いますが、子供が具合が悪く薬草をとりにやむを得ず来てしまったドクチュン。

彼女は震えていますが、それは恐怖からではなく彼女自身も具合が悪いのだろうと。

結局はドクチュンたちの住む小屋へヘウォンメクたちも一緒に行き、看病をしてあげるのです。もともとヘウォンメクはドクチュンと同じ高麗の人ではなく孤児だった身ですし。やはり見捨てるわけにはいかないのだと思います。ヘウォンメクの部下たちも、部族は違えと同じ気持ちなのではないかと。

そして、屋敷神は「わが子のように孤児を育てたドクチュンと、それを助けた孤独な武将ヘウォンメクの話は、これにて終わり」と言いますが。ヘウォンメクもドクチュンも、話を端折りすぎてる、と。そもそも、自分を辺境へ送ったのは誰なのか?と屋敷神に食い下がるヘウォンメク。

ヘウォンメクを辺境へ送ったのは”密言(ミロン)”という人物。

そしてドクチュンの両親は農民で、白い山猫という恐ろしい高麗の武将に襲われて命を落としたことが分かります。

そう。ドクチュンの両親を殺したのはヘウォンメクその人だったのです。

話を聞き終わり、呆然とヘウォンメクを見つめるドクチュン。

「下界に生きる人間も冥界の幽霊も、ほどほどに賢明で欲張らなければいいのに」という屋敷神。たまらなくなり、ヘウォンメクは家の外へでてしまいます。

不義地獄

いよいよ、初めての裁判が行われます。

スホンの無念の死について、裁判で徹底的に明らかにするというカンニム。単なる過失致死ではなく意図的な殺害で、しかも心から信頼していた同僚に殺されたのだ、といういきなりの爆弾発言。

下界

入学を来週に控えたヒョンドン。今日も元気にハングル文字を練習しています。

屋敷神、ヘウォンメク、ドクチュンの3人は今日もどこかへお出掛けです。屋敷神は上下スーツという。

でも、やっぱりドクチュンとヘウォンメクの関係はギクシャクしているようです。

「もともとは命の恩人だ」と言えば「両親を殺した人が命の恩人ですか?」と言われ、「千年前のことだ」と言われれば「でも許しを請わなかった」と、2人のこじれは広がるばかり。見かねた屋敷神は、両手に持ったスプレーで壁に絵を描き始めます。

「そんなに結末が知りたいなら」と。

どうやら、その後もヘウォンメクと部下たちはドクチュンたちを助けるために小屋へ行き、生活を助けたようなのです。もちろん、ヘウォンメクの罪悪感から。ドクチュンに許しを求めたかったけれど勇気が出せなかったというのです。

裁判所

おじいさんには銀行へ行く、と行ってましたが。本当は屋敷神がヒョンドンの後見人になるための手続きをしにいったようです。

無事、屋敷神はヒョンドンの後見人に認定されました。

高麗時代のヘウォンメクは、ドクチュンたちの後見人のような役割を担ったものの、国に背いていたわけで。しかも長引く戦争と寒さで、部下を次々と亡くしてしまったそうです。それでもドクチュンたちへの支援を止めなかったヘウォンメク。

 

不義地獄

罪人が多すぎて、最近では凶悪犯の裁判しか行われないという不義地獄。つまり、スホンは凶悪犯扱いなのですね。

裁判官は五官大王。「久しぶりだ」とカンニムへ挨拶をします。

過失致死なのに、それを認めず怨霊となり下界と冥界を乱した罪で氷漬けの刑500年を求刑する、という判官。

ただ残念ながら怨霊になると下界の記録は一切消えてしまうんだとか。これじゃ、無念の死だと証明できないです、カンニム様!!

するとスホンの加害者を証人として呼びたい、と。

 

下界

裁判所から戻ると、家が荒らされています。おじいさんも倒れてしまって、屋敷神も敷地内に入ると急に苦しみ倒れてしまうのです。

どうやら留守の間に地上げ屋がきて、色んなものを壊していったなかに屋敷神の神体である壺も壊されてしまった様子。

 

不義地獄

証人として呼ばれたのは国軍病院に入院中のウォン・ドンヨン。スホンの可愛がっていた後輩です。彼の銃が暴発してスホンは死んでしまったのです。

ドンヨンは目の前にいるスホンに驚きますが、夢なのだと思い込みます。

4月30日に、銃が暴発したのは意図的ではありませんね?とカンニムに言われ、少し安心したように弱々しい笑顔を見せるドンヨン。

その後、所属する部隊のある裏山に生きたまま埋めましたね?

激しく動揺するドンヨン。カンニムには限られた時間しか証人を召喚できません。自然と、カンニムの口調にも力が入ります。

するとドンヨンが「夢ですよね?」と。カンニムも「夢の中だから、正直に話せるだろう。動くのを見たのか、見ないのか?と」

ドンヨンを信じているスホンは、「見てないなら、見てないとハッキリ言ってやれ!」というのですが。

ドンヨンは「過去の悲しみに二度と新しい涙を流してはいけません」と口走ります。なぜ、急にそんな話をするのか?とドンヨンに近寄ろうとするスホンは裁判官によって1人用の水槽のようなものに拘束されてしまいます。足元からは、どんどん水が溜まっていきます。

地上では、入院中のドンヨンに異常が発生。アラームが鳴り医者たちが駆けつけます。不義地獄にいるドンヨンも、どんどん凍ってしまってるかのように苦しんでいます。このままではドンヨンが死んでしまう、ドンヨンを起こして欲しいとカンニムは裁判官へ言いますが「これも、あの者の定めだ」と。

そしてドンヨンは「キム兵長、許して」という一言のを残し、姿が消えてしまいます。

証人が死亡してしまい、スホンには新たに殺人の罪が追加されてしまうという思いがけぬ流れ。水槽はスホンの頭の上まで水が入りきってしまっています。

 

下界

一生懸命、屋敷神の神体である壺をボンドでくっつけようとするドクチュン。

でも自分が消滅してしまうことを感じている屋敷神は、ヘウォンメクたちにヒョンドンを託す、と。

ドクチュンは壺も直るし、ファンドも上がりますよ!と元気づけますが、屋敷神は「ファンドは絶対に上がらない」と。ヘウォンメクの言う通りマンションを買っておけばよかった。せめてビットコインにしておけば…と悔やむ屋敷神。

不義地獄

裁判官も悩む。悩む。悩む。その間、スホンの水槽も少しずつ凍り始めているような??まだ刑が決まってないのに!!

そこでカンニムが、スホンが貴人である可能性はあるので彼に機会を与えて欲しい、と。

そこで、裁判官は次の法廷で争うようにいいます。そして水槽から開放されたスホン。お前がドンヨンを殺した、とカンニムに言うのでした。

高麗時代

ヘウォンメクが軍糧米を横流ししてることを知った上官・ミロンは、突然辺境へとやってきます。そしてヘウォンメクの部隊に奇襲攻撃をしヘウォンメクを捕らえると、1人残った部下とともに獣の餌にしてやる、と。

話を聞いていたヒョンドンは、「ミロンは悪い奴だ!」と言って走っていってしまいます。

部下のトルボ(あなた、トルボって名前だったのね!!)と木にくくりつけられたヘウォンメク。血の匂いを嗅ぎつけてきたのか、周囲をオオカミたちが囲んでいます。足で防戦するヘウォンメクとトルボ。

 

暴力地獄

後輩の死を受け入れられない様子のスホン。地面に力なく座り込んでいます。

次の殺人裁判まで、判決を保留して欲しいと裁判官に頼むカンニム。もし無念の死を立証できなければ肩書はもとより、自分自身の生まれ変わりを諦める、というのです。この千年で48人を救い、あと1人でカンニム自身も生まれ変われる、というのに。それを諦める、と。

条件として、パク・ムシンを殺人裁判所に証人として呼んで欲しい、と。そしてもう1人、閻魔大王を証人に、と。

え、閻魔大王を証人に??

 

高麗時代

狼たちの群れをなんとか蹴散らしたものの、トルボは命を落としてしまいます。ヘウォンメクは彼の亡骸とともに、ドクチュンたちの住む小屋へと向かうのです。

子どもたちを逃し、1人で親衛隊を迎え撃つ準備をするヘウォンメク。ドクチュンも残るといいますが、ヘウォンメクは彼女も逃げるよう叫びます。

そして、懐から自分が首に巻いていた白い山猫の襟巻きをだしドクチュンの首に巻くのです。「すまない」と言いながら。

ドクチュンは驚き、泣き、すべてを理解します。なぜヘウォンメクが、ここまで自分たちを守ってくれたのか、と。そしてヘウォンメクを抱きしめるのです。ドクチュン、なんて、なんて優しいの。

そして泣く2人。ちゃんと許しを求めたんだねヘウォンメク。そしてドクチュンも受け入れたんだ。

結局、ドクチュンは泣く泣くヘウォンメクを1人残し立ち去ります。

下界

長年、いろんな人間たちの屋敷神をやってきても人間のことは分からない、と屋敷神は言います。

ただ1つだけ確かなのは生まれながらに悪い人間はいない。ただ、悪い状況があるだけだ、と。だから恨めしく思えたり、悔しくて理解できない時、すべてのものを逆さまに読んで逆に考えてみろ、と。そうすれば、人間のことも世界のことも、宇宙のことも分かるだろう、と。そして一筋の涙。

ヘウォンメクは、結局ミロンは自分を殺したのか?と聞き振り返りますが、そこにはもう屋敷神の姿はなく、もぬけの殻になったスーツだけがあるのでした。そして、もうひとつ。ホ・チュンサムの寿命札も。ちゃんと約束を守るソンジュ神。うう。

火蕩霊道

グツグツと煮えたぎるマグマの上にかかる木道を歩くカンニムとスホン。「気を抜くな」とカンニムはスホンに声をかけますが答えはありません。

下界

ホ・チュンサムが寝ている横に立つヘウォンメクとドクチュン。ぽろぽろと涙を流しながら、名前を三唱するのかと聞くドクチュン。

2人の気配にヒョンドンが起きてしまい、ソンジュ叔父さん(屋敷神)を探しにいってしまいます。

立ちすくむヘウォンメク。泣き続けるドクチュン。

そして、何かを思いついたヘウォンメク。ヒョンドンがノートに書いていたミロンという文字を見つめます。

火蕩霊道

マグマ人?を刀で次々と倒すカンニムに、スホンはどうしてここまでやるのか?と聞きます。ましてや自分の裁判に関係ない閻魔大王まで証人に召喚するだなんて。

カンニムはスホンのためでなく、カンニム自身の生まれ変わりのために裁判を進めている、と。記憶を消して生まれ変わりたいほどの記憶とは何なのか?と。

スホンに追求され、周囲への集中力に欠いたカンニムはマグマ人にマグマへと突き落とされてしまいます。

下界

ヘウォンメクはノートをひっくり返します。

”ミロン”と書かれた文字をひっくり返すと……”カンニム”になるんだそうです。

ここがねぇ。自分にもハングルの知識があればもっと「あぁああああ!」って盛り上がれたのに。残念。

ヒョンドンはノートにㅁㅣㄹㅇㅓㄴ(みろん)と横書きに書いてましたよね。

これを逆さまにすると、ㄱㅏㅇㄹㅣㅁ。ふむ?

そもそも、カンニムはハングルで강림と書くようですね。しかも、”降臨”という意味があるのか!で、あ!

左3文字のㄱㅏㅇを組み合わせて。右の3文字ㄹㅣㅁを組み合わせて림。それで강림になるのですね!!ほー!!

高麗時代

ついにヘウォンメクの前に兄カンニムが姿を現します。

敵に軍事訓練もしてたのか、とカンニムに問われ「何の罪もない飢えた子どもたちだった」と答えるヘウォンメクに平手打ち!すでにヘウォンメクの背中には矢が2本も刺さっているし、そもそも捕らえられ、狼に襲われ、弱った体で雪道を部下を運びながら進み、きっと高麗軍に弓をいられているのに。そこに平手打ち?!

父親を敵から守れなかった罪、敵に米を横流しした上に軍事訓練させた罪だ、と剣をヘウォンメクへ突きつけるカンニム。子どもたちを助けて欲しい、不必要な暴力は殺人の大罪だ、兄上と言われ我を失ったカンニムはヘウォンメクを斬りつけます。

自分は一度も弟だと思ったことがない、と再び剣を振り下ろそうとしたその時。

カンニムは自分をナイフで刺している少女に気づき驚きます。泣きながら震えるドクチュン。

カンニムはドクチュンを斬り、自分も倒れてしまうのです。ドクチュンの方へ少しでも指を伸ばそうとするヘウォンメクの姿が見えます。

そして、映画の冒頭のシーンへ。

カンニムへ近づいてきたのは閻魔大王その人。横にはソンジュ神の姿も見えます。なるほど、ソンジュ神はドクチュン、ヘウォンメクだけでなく、カンニムも冥界へ連れて行ったのですね。

火蕩霊道

マグマの海から、なんとか這い上がってきたカンニム。

そこへドクチュンが現れます。ソンジュ神が消滅したことを報告すると、次にやることがあるだろうというカンニム。めっちゃないてるドクチュンの手を掴み、「千年間、俺に何を教わった?俺はお前に何を教えた?」と問うのです。

「千年。はい千年もの間」(吹替だと、はい千年ずっと側に、になっていました)

カンニムは、きっとドクチュンが何かを知ってしまったのだろうぐらいには感じた、はず。

そこへスホンが、やはり自分の裁判ではなかったのだな、と。とにかく、裁判を受けに行こうというスホン。

カンニムが去ったあと、ヘウォンメクが現れ、そっとドクチュンの肩に両手を添えるのです。うっ。幸せになってほしい。

 

刑務所

主犯であるパク・ムシン(スホンの元上司)が刑務所の運動場のベンチで眠っています。ですが、寝ているのではなく実は地獄に召喚されている、という。

殺人地獄

パク、そして閻魔大王が証人席につき裁判が開始。

閻魔大王、証人の時は髪の毛をおろしてるんですね。あー、第一章で初めて出てきたときも髪の毛をおろしてたから、公務以外ではおろしてるのかしら。

パクに尋問を始めようとしたカンニムでしたが、勝手に判官によって質問されてしまいます。パクはスホンが生きているのを知って埋めたのか?と。

怯えるだけのパク。

するとカンニムは閻魔大王に話しかけます。高麗時代、自分が死んでいく時に閻魔大王は冥界の法を司る使者にならないか、と勧めたと。

閻魔大王は、カンニムが犯した罪は重く、そのためカンニムの記憶は消さず。哀れなヘウォンメクとドクチュンの記憶はすべて消す、と。今後千年、自分が殺した義弟と少女と過ごし、49人を生まれ変わらせることができたら全員望む姿で生まれ変わらせてやろう、と。その時はカンニムのすべての記憶も消してやろう、と。

それを、こっそり裁判所の側で聞いているヘウォンメクとドクチュン。

殺人の罪を償うと同時に、ヘウォンメクとドクチュンへの許しを求める時間を千年与えたのだ、と。

でも、結局は許しを求められず永遠に続くような罪悪感と苦しみの中で今日も2人と共にいます、というカンニム。

今度はパクに質問するカンニム。砂嵐が起きた時、なぜ自分は冥界の法を破ってまでパクを助けたと思うか?と。

人生の最後まで、贖罪と懺悔の時間を与えたのだ、というカンニム。私のように間違いを犯してほしくない、と。

ただ、ちょっとパクを脅しすぎちゃったので裁判官から叱られるカンニム。

鳴り響く刑務所のサイレン。もう証人喚問の時間がありません。

そしてなぜか、カンニムは閻魔大王に自分の父親の話を始めます。

閻魔大王は、父親である大将軍は死んだのではなく、殺されたのだと。すると大将軍の死を隠蔽したのはカンニム自身だ、と。戦場へ行き、本当は父親の手が動いているのを見ていたカンニム。

なぜカンニムは自分の父親を見捨てたのか?

それは。優秀な弟に自分の立場を奪われるのが怖かったからだ、と。ただ、すぐに自分の考えが間違っていると戦場に戻った、と。しかし、すでに死に絶えていた父親。

見捨てたと言う後悔よりも、父親に許しを求める手立てがないことが永遠に続く地獄だった、というカンニム。

だからパクには、自分と違ってまだ許しを得る機会が残っていると伝えたいのだ、と。

そして罪を認めスホンに謝るパクの姿が消えていきます。スホンはパクに軽く頷くんですよね。優しいなぁ。自分を見殺しにしたけど。もう、自分が死んでるんだし、ということもあるのかな。

そして、判決。生まれ変わりを認められるスホンは、カンニムに敬礼すると笑いながら光りに包まれていきました。

ぼんやりしているカンニムに、閻魔大王は「時間がないぞ」とジェスチャーを送ります。そして覗き見していたヘウォンメクとドクチュンにも「早くいけ」というように軽く睨むのです。そのあと、すぐ笑ってたけど。

下界

ホ・チュンサムが寝ているところに、カンニム、ヘウォンメク、そしてドクチュンの姿が。

ドクチュンがおじいさんの名前を三唱し……

 

なにやら外で考え事しているようなカンニム。

少し離れたところでヘウォンメクとドクチュンが話をしています。ドクチュンはカンニムを許せるか?と聞くヘウォンメク。自分は千年前のドクチュンではない、という答えから、きっとドクチュンは許すんだろうなぁ。

ヘウォンメク様は許さないでしょ?というドクチュン。振り返ってカンニムの顔を見ます。「俺は分からない」と。

ここからは個人的な思いなのですが。ヘウォンメクの「分からない」=そもそも兄を恨む気持ちがない、という気がしなくもないんですよね。自分は殺されてもおかしくない状況で大将軍に救われ、しかも息子として育ててくれた、という恩があって。自分は大将軍になるだなんて思ってもいなくて、自分のできることで兄カンニムの役に立てればそれが大将軍への恩返しになる、ぐらいに思ってるんじゃないかと。

そもそも自分が孤児で、だからこそドクチュンたちを見捨てることはできなくて。国に背いていることは、重々承知。兄に見つかれば処罰されることも覚悟してたんだと思います。そして最後の最後まで、子どもたちを殺すことは兄にとって罪を重ねることである、と心から心配して諌めたにも関わらずカンニムは自分を侮辱してるようにとってしまったんだろうなぁ、と。

さて、映画に話を戻しますと。

どうやら彼らは小学校へ来ているようです。おじいさんの手をひき、小学校の門をくぐるヒョンドン。そう、ヒョンドンが小学校を卒業するまでおじいさんの寿命を伸ばすそうです!大丈夫なのかな、閻魔大王怒らないかしら?小学校の次も、とか言い出すんだろ?ぐらいに思われてそうです。

自分たちの生まれ変わりはどうなるのか?と聞くドクチュンに、俺たちには時間が残っているから、と言葉を濁すカンニム。そして、変な亡者が来たから行こう、と話をそらすのです。

なんでも、その亡者は地獄の入口である初軍門の前で3日も迷子になっている、と。

初軍門

なんと、迷子になっているのはウォン・ドンヨン。しかも貴人札!(あれ、死んだ時の服装は病院の寝間着だったけど。軍服着てる。彼の場合、最後に正気を保っていたときの服装ってことなのかな)

ドンヨンの元へ行こうとするヘウォンメクとドクチュンを呼び止めるカンニム。いよいよ、彼らへの謝罪が、謝罪が千年越しにされ……なかった。

というか、ヘウォンメクとドクチュンが言い出しそびれてるカンニムに向かって「この忙しい時に、なんで千年前の話を!」と遮るのでした。しかも声を合わせて。そして、2人でハイタッチ。

言えなかったけれど、どこかホッとしたようでもあるカンニム。千年言えなかったことを、いつ言えるんでしょうかねぇ。やっぱり弟とドクチュンは人間ができてるなぁ。そもそも、どこまで過去がバレてるかカンニムは知ってるのかな。さすがに分かってるか。最後の裁判のところで、「今もあの二人と一緒にいます」と言ってたから。

下界

テレビでは経済が上向いてきたことを報じています。ファンドが上がる!と喜ぶおじいさん。良かった、良かった。良かったですね、ソンジュ神様。ううう。

 

エンドロール

になると思いきや。

スホンが、何に生まれ変わろうかな〜と浮かれながら生まれ変わりゲートへと歩いています。そこへ閻魔大王がリクルート!私と共に地獄で働かないか、と。

今度こそエンドロール

と思って見てるじゃないですか。閻魔大王って、リクルートするんだなぁ。って。

そしたら高麗時代の映像が。

息子に見捨てられて死んでしまった大将軍。閻魔大王が、なんとリクルート!自分の代わりにこれから千年、閻魔大王やらない?と。

そこへ、カンニムが戻ってきます。一生懸命に自分の姿を探すカンニムを泣きながら見ている大将軍。「私のせいです。ですから引き受けます」と。ただ、自分の顔ではなく今の閻魔大王の姿にして欲しい、と。

つまり!

閻魔大王は、カンニムとヘウォンメクの父親だった〜!!!!!閻魔大王になって、自分の息子に罰を与えなきゃいけなかったお父様も大変だなぁ。でも、第一章で下界にヘウォンメクの姿を借りて降りたり、色々と息子カンニムのことは気にかけているんだなぁ、と。

とりとめのない感想

あぁ。終わってしまった、第一章の謎がほぼ解けた。少々気になるのは、ドクチュンが”月の使者”と名乗ることと、彼女の裁判の行方を見ることができる能力。あれは、この千年で身についたことなんだろうなぁ。月の使者、ってどういう意味なのかなぁ、と。

あと、”神と共に”というタイトル。これは、ソンジュ神とおじいさん&孫でもあり。閻魔大王が神、というのもちょっと無理な解釈かもしれませんが、カンニムたちも神と共にというか見守られながら裁判を受け、スホンも神と一緒に働くことになる、という。

そして、これは第三章が見てみたいなぁ、と。ちょーーーっと、生まれ変わって、どう3人が絡むのかも見てみたいような、そこは自分で勝手に妄想したいような。

でも、カンニム様が2人と離れるのを寂しがってなんやかんや理由をつけて生まれ変わりを阻止するのも見てみたいような。

それか、一番最初を見てみたくないですか?記憶を消された2人と、自分だけが記憶を持つカンニムとの出会い。相手が本当に忘れているのか、ちょっと試してみたりするカンニム様とか。でもなぁ、あんなに純真に自分を信じてくれる2人を見てたら罪悪感もあるけれど、このまま知られないでもいいかな、って思いたくなっちゃうかも。でも、カンニムは自分の父親を見殺しにしたという罪もあるしなぁ。閻魔大王が7つの地獄すべてで起訴されている、って言ってたぐらいだしなぁ。罪滅ぼしと許しを請う時間を含めて千年という時間は長いだろうなぁ。

第一章と第二章。共にテーマは親子の愛だったのですね。第二章は、自分が犯した罪との向き合い方、という面もありましたが。久しぶりに第一章も見直そうかしら。

それにしても閻魔大王が千年ごとに交代して、後任を自分がリクルートとして決めるというルールには笑ってしまいました。いえ、すみません、大王様。スホンは、閻魔大王と一緒に仕事するってことはスホン自身が閻魔大王になるわけではない、のかな?それとも、のちのち?!

 

そういえば最近、韓国ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』を見たんですけど。『神と共に』が好きな人は、このドラマも好きなんじゃないかな?!と思うこの頃です。

興味ありましたら、ぜひ。

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プライム会員じゃない方は、1ヶ月無料体験もできますし。プライム会員って、荷物を早く届けてもらうだけじゃなく、すべてではないけれど音楽や映画も楽しめて、なおかつ、写真の保存まで出来てしまうから個人的には入ってよかったな、と。

 

 

特典映像が面白いです

最後に、もう1つだけ。

Blu-rayとDVDのツインパック。第一章と第二章がセットになったツインパック。

第一章の特典映像のなかに「メイキング: 7つの地獄」というのがあるのですが、特にこれがすごく面白かったです。メイキングだけで1時間ぐらい監督に語っていただきたい!と思うぐらい。そして、これだけの設定があるのであれば第三章以降では、今まで裁判をしていない裏切り地獄をメイン??にした話を是非作っていただきたい!!と思うのでした。

 

 

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コアラ
館ファン倶楽部の管理をしているコアラです。 週末は映画館か美術館にいることが多いので、家族からは「今日はどこの館(かん)へ行くの?」と聞かれるようになりました。 皆さんのお役に立てるような館情報を提供していけたらなと思っています。

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