2018年に自分がどんな展覧会へ行ったのかチラシなどを整理しつつリストにしてみました。
そして来年になったらすぐに行こうと思っている展覧会のメモも作りました。
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2018年に行った展覧会のリスト
展覧会名/会場 | |
1 | 国宝 雪松図と花鳥 美術館でバードウォッチング/三井記念美術館 |
2 | ルネ・ラリックの香水瓶 アール・デコ、香りと装いの美/渋谷区立松濤美術館 |
3 | 墨と金 狩野派の絵画/根津美術館 |
4 | ルドルフ2世の驚異の世界展/Bunkamuraザ・ミュージアム |
5 | 仁和寺と御室派のみほとけ/東京国立博物館 平成館 |
6 | アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝/東京国立博物館 表慶館 |
7 | 色絵 Japan CUTE!/出光美術館 |
8 | 寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽/サントリー美術館 |
9 | 香合 百花繚乱/根津美術館 |
10 | ビュールレ・コレクション 至上の印象派展/国立新美術館 |
11 | 木島櫻谷 PartⅠ近代動物絵画の冒険/泉屋博古館分館 |
12 | リアル最大の奇抜 未知の領域に挑む江戸絵画のリアル/府中市美術館 |
13 | ガレも愛した清朝皇帝のガラス/サントリー美術館 |
14 | プラド美術館 ベラスケスと絵画の栄光/国立西洋美術館 |
15 | 東西美人画の名作 上村松園«序の舞»への系譜/東京藝術大学大学美術館 |
16 | 名作誕生 つながる日本美術/東京国立博物館 平成館 |
17 | ジョルジュ・ブラック 絵画から立体への変容 メタモルフォーシス/パナソニック汐留ミュージアム |
18 | プーシキン美術館 旅するフランス風景画/東京都美術館 |
19 | 光琳と乾山 芸術家兄弟 響き合う美意識/根津美術館 |
20 | 宋磁 神秘のやきもの/出光美術館 |
21 | チャペック兄弟と子どもの世界/渋谷区立松濤美術館 |
22 | くまのパディントン展/Bunkamuraザ・ミュージアム |
23 | 百花繚乱列島 江戸諸国絵師(うまいもん)めぐり/千葉市美術館 |
24 | 大名茶人 松平不昧 お殿さまの審美眼/三井記念美術館 |
25 | 暁斎暁翠伝 先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄/東京富士美術館 |
26 | はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法/根津美術館 |
27 | ルーヴル美術館 人は人をどう表現してきたか/国立新美術館 |
28 | イギリス風景画の巨匠ターナー 風景の詩(うた)/損保ジャパン日本興亜美術館 |
29 | 柚木沙弥郎の染色/日本民藝館 |
30 | アンティーク・レース/渋谷区立松濤美術館 |
31 | ミラクル・エッシャー/上野の森美術館 |
32 | ミケランジェロと理想の身体/国立西洋美術館 |
33 | 縄文 1万年の美の鼓動/東京国立博物館 平成館 |
34 | 歌仙と古筆/出光美術館 |
35 | ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界/三菱一号館美術館 |
36 | 琉球 美の宝庫 うつくしいものが生まれる島/サントリー美術館 |
37 | 仙厓礼賛/出光美術館 |
38 | 狩野芳崖と四天王 近代日本が、もうひとつの水脈/泉屋博古館分館 |
39 | 仏像の姿(かたち)〜微笑む・飾る・踊る〜/三井記念美術館 |
40 | 京都・醍醐寺展 真言密教の宇宙/サントリー美術館 |
41 | 京都・大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ/東京国立博物館 平成館 |
42 | 藝大コレクション/東京藝術大学大学美術館 |
43 | フェルメール/上野の森美術館 |
44 | 天文学と印刷/印刷博物館 |
45 | 神々のやどる器 中国青銅器の文様/泉屋博古館分館 |
46 | フィリップス・コレクション/三菱一号館美術館 |
夏の暑さと、11月からの腰痛で今年はなかなか展覧会に行けてないとガッカリしていたのですが、なんということでしょう。
色々なものを見られていた!と。
どれもこれも愉しかったとチラシや購入した絵はがきを見ながらニコニコ。今年初めて日本民藝館と泉屋博古館分館へ行けたなぁ、とか。
そしてビュールレ・コレクションとかフィリップス・コレクションといった、個人の方が収集された作品の展覧会ってどんな感じなのかと思っていたのですが、これがなかなかに面白く。それぞれのコレクターの好みや、コレクションをどう形成するかといったことを考え、手放したり入手したりを繰り返して自分だけのコレクションを構築していったという過程を知ることができました。
自分でも意外だったのはジョルジュ・ブラックの作品に惹かれたこと。ピカソたちとともにキュビスムを創始したという彼の絵画作品をフィリップス・コレクション展でいくつか見られたのが嬉しかったです。
私がブラックを知ったのは、今年パナソニック汐留ミュージアムで見たジョルジュ・ブラック展でした。そちらは、彼がジュエリー製作者と出会い彼の二次元の作品を三次元化した作品をメインに数多く展示されていました。その作品たちが美しく、面白く、今の自分が苦手としているキュビスムだけれども見に行ってよかったな、と。ですから、もし三菱一号館美術館でのフィリップス・コレクション展が先に開催されていたらそんなにブラックの作品に見入ること無く他の作品を見ていたかもしれず。いやはや、ジョルジュ・ブラック展を見に行こうと決心した過去の自分に感謝です。
あとはアンティーク・レース展でみたような細かいレース編みをしている様子が映画『チューリップ・フィーバー』でチラっと見られたときは嬉しかったです。あのレースだ!と。展覧会を見ていなければ、彼女たちは枕みたいなものに針みたいなもの刺して何してたんだろう??という疑問で終わってたと思うので。
各地の貴重な仏像も沢山見ることができたし、フェルメールも日本に居ながらにして見られたし、ああどれもこれも企画してくださった方々、関係者の方々ありがとうございました。
2019年1月中に急いで行きたい展覧会
展覧会名 | 会 期 | 場 所 |
ウィーン万国博覧会展 | 〜1月14日(月・祝) | たばこと塩の博物館 |
エキゾティック✕モダン展 | 〜1月14日(月・祝) | 東京都庭園美術館 |
ルーベンス展 | 〜1月20日(日) | 国立西洋美術館 |
扇の国、日本展 | 〜1月20日(日) | サントリー美術館 |
大江戸グルメと北斎展 | 〜1月20日(日) | すみだ北斎美術館 |
皇室ゆかりの美術展 | 〜1月20日(日) | 山種美術館 |
ロマンティックロシア展 | 〜1月27日(日) | Bunkamuraザ・ミュージアム |
終わりのむこうへ展 | 〜1月31日(木) | 渋谷区立松濤美術館 |
人間国宝 桂盛仁展 | 〜2月11日(月・祝) | 練馬区立美術館 |
中国動物俑の世界展 | 〜2月11日(月・祝) | 松岡美術館 |
タータン展 | 〜2月17日(日) | 三鷹市美術ギャラリー |
酒呑童子絵巻展 | 1月10日(木)〜2月17日(日) | 根津美術館 |
染付展 | 1月12日(土)〜3月24日(日) | 出光美術館 |
河鍋暁斎と肥前の染付展 | 1月13日(日)〜2月13日(水) | 東京黎明アートルーム |
顔真卿展 | 1月16日(水)〜2月24日(日) | 東京国立博物館 |
テクニカル北斎展 | 1月17日(木)〜2月16日(土) | 伊藤忠青山アートスクエア |
あぁ、大変。
今年中に行けなかったものがあるというのに、また新しい展覧会も始まってしまう……。
どれから行こうかと悩む年の瀬です。
皆さま、新年最初に何を見るかもう決められましたでしょうか?