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上野の森美術館で【ゴッホ展】を見た感想とグッズについて

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

グッズ付前売券を購入するほど楽しみにいていた【ゴッホ展】。
開催と同時に入館待ち列が発生していて、どうなってしまうかと心配になって、でも混雜のなか見るのもどうしよう、どうしよう、と悩みつつ。

行ってきました、11月16日の土曜日の13時頃。
めっちゃ混むでしょ、それりゃ、混むでしょ。せめて夜にすればいいのに、と冷静な自分が思いつつ。気になってるなら、もう見に行くしかない!と。

そしたら待機列なし!やったー!

けれど、やはりそこはゴッホ展。どの作品の前にも少なくても一列に人が並んで見ている感じ。特に最後の部屋などはぎっしり。人がぎっしり。でも行けてよかったです。ぎっしりになる、その気持ちがよく分かったから。離れられない。5周ぐらいしてしまいました、その部屋だけで。

ゴッホが、いわゆるゴッホ、ザ・ゴッホになるまでの道のりを、彼が影響を受けた人たちの作品、ゴッホの手紙の一文を引用しつつ紹介する感じでした。

 

開催概要

開催場所 上野の森美術館
開催期間 10/11(金)〜2020/1/13(月・祝)
開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
金曜日と土曜日は20:00まで(入館は19:30まで)
休 館 日 2019/12/31(火)、2020/1/1(水・祝)
公式サイト公式ツイッター

入館までの待ち時間などがどれぐらいか?など公式ツイッターで確認できますのでお出かけ前に覗いてみてはいかがでしょう。

 

展示内容

Part1 ハーグ派に導かれて

そもそも、ハーグ派とは??

1860年から1890年までの間にオランダのハーグで活動した画家たちの呼び名である。フランスのバルビゾン派による写実主義に大きな影響を受けている。ハーグ派の画家たちは、くすんだ色合いを多用する傾向にあったことから、「灰色派 (Grijze School)」と言われることもある。 (ウィキペディアより)

以下は、各章で私が気になった作品、好きな作品を書いていこうと思います。

独学からの一歩

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『永遠の入口にて』フィンセント・ファン・ゴッホ『永遠の入口にて』

家族がこうしてたら切なくなるなぁ、と思いながら見ていました。この作品から9年後に、この題材をもとにした油絵『悲しむ老人』を描いているそうです。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『馬車乗り場、ハーグ』フィンセント・ファン・ゴッホ『馬車乗り場、ハーグ』

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『雨』フィンセント・ファン・ゴッホ『雨』

ざっくりと描いた感じのゴッホ作品、個人的には好きです。

ハーグ派の画家たちは、眼で見たものそのままを忠実に描写するよりも、雰囲気やその瞬間の印象を伝えることに関心を持った。多くを地味な色彩で描き、特に灰色を好んだことから、「灰色派」と呼ばれることもある。
〜ウィキペディアより〜

なるほど。確かにゴッホの絵にもその特徴が現れていますものね。

 

ハーグ派の画家たち

 


マウフェはゴッホの親戚でもあり、ゴッホの尊敬する画家だったそうです。
羊のもふもふ感が気持ちいい作品でした。

 

マウフェは最初のころ動物を専門に描いていたそうで、なるほど、だから動物モチーフ好きな私が惹かれるんだな、と妙な納得。

ゴッホはマウフェの弟子となるべく1882年1月にハーグへ引っ越し。3月にはマウフェや周囲の人たちと上手いこといかなくなったそうで……ゴッホくん、何をしたんだい?

マウフェとゴッホの仲を取り持ち、ゴッホの作品を高く評価していたのがヤン・ヘンドリック・ウェインセンブルフ。

ヤン・ヘンドリック・ウェインセンブルフ『黄褐色の帆の船』ヤン・ヘンドリック・ウェインセンブルフ『黄褐色の帆の船』

 

ゴッホの味方になってくださり、ありがとうございます。ゴッホの親戚でもなんでもないけれど、嬉しゅうございます。ちなみにウェインセンブルフは、ハーグ派の第1世代で活躍したうちの一人なんですって。

ゴッホの師匠であるマウフェは第2世代なんだそうです。

ヨゼフ・イスラエルスも第1世代の画家。

ヨゼフ・イスラエルス『縫い物をする若い女』ヨゼフ・イスラエルス『縫い物をする若い女』

 

『縫い物をする若い女』は光の加減といい、優しい女性の表情が好きでした。この作品のほか、『エビをとる人』『漁師の女』も素敵でした。

 

 

そして、アントン・ファン・ラッパルト。
のちにゴッホの絵を酷評したことで関係性に亀裂が入ってしまった彼の作品もありました。
ウェスト=テルスへリングの老婆たちの家

 

 

農民画家としての夢

 

この『ジャガイモを食べる人々』こそが、友人だったアントン・ファン・ラッパルトに酷評された作品であります。
でも、酷評されるにはちょっとゴッホ側にも言い訳?というか

・このリトグラフは、あくまで油彩画の作品のイメージを伝えるために作られた
・リトグラフは反転しており、構図が逆転してしまっている
・コントラストや人物描写が弱くなってしまっている

フィンセント・ファン・ゴッホ『ジャガイモを食べる人々』フィンセント・ファン・ゴッホ『ジャガイモを食べる人々』
左が今回展示されているリトグラフ。
右が油彩画です(油彩画の方は展示されていません)。

今みたいに簡単に写真が撮れる時代だったら、本物の油彩画の写真をアップしてねぇ、齟齬が生じなかったかもしれないけれど。ツイッターにアップして見てもらえたら喧嘩しなくても済んだのかもねぇ。いやでも、そもそも方向性が違ったようだし。ツイッター上で喧嘩してたかもな……。

 


農民や農村風景だけを描いていたわけではないんだな、と思っていたら。どうやら、以前モデルをしてもらった娘さんを妊娠させたのではないかという疑いでモデルを頼めなくなってしまったようで。
それで、室内でこの作品のような静物画を描いていた時期があったそうです。ただ、そういう時期があったからこそ培われた色彩と構成力があるそうで。

Part2 印象派に学ぶ

パリでの出会い

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『花瓶の花』フィンセント・ファン・ゴッホ『花瓶の花』

 

突如、弟テオのいるパリへと押しかけたゴッホ。モデルを雇うお金がなく、ここでは花を描くことにしたそうで。このあたりから、厚塗り技法がでているそうです。ゴッホはモンティセリという画家の作品から厚塗りを取り入れるようになったとか。

そして、この作品。東京都美術館で開催された【ゴッホ展 巡りゆく日本の夢】でも展示されたようです……初めて見るような感じで、へー!って見てたけど……見てたのね私。

展示されていたモンティセリ作品は、いずれも個人蔵だからなのか画像が見つからないので。弟テオが購入したモンティセリ作品のうち1つを。

 

 

アドルフ・モンティセリ 『花瓶の花』アドルフ・モンティセリ 『花瓶の花』 ※この作品は展示されていません

 

確かに、しっかりとモンティセリから学んでいるようで。ただゴッホはチューブからそのまま出したのでは??と思えるほどの厚塗りがあるので、それを見るとモンティセリの厚塗りはおとなしく感じられてしまう気も。

ゴッホの描いた風車の絵もこの章にありました。絵はがきがあったので購入。ゴッホの描く風車の絵が好きなんです。理由は、こちらで。

 

印象派の画家たち

印象派って明るいなぁ、としみじみ感じました。突然に、会場内がパッと華やかになる感じ。

 

アルルでの開花

 

ゴッホが描いたアニエールの公園をモチーフにしたという作品たち、近年になり実は別の場所であるという訂正されることが多いそうで。もしかしたら、この作品もアニエールじゃないかもしれないそうです。

タンギー爺さんを描いた油彩画は3枚あるそうで。

ゴッホ『タンギー爺さん』ゴッホ『タンギー爺さん』ロダン美術館所蔵

今回の展示にはありませんが、ロダン美術館所蔵の『タンギー爺さん』はテレビや本で何度も見ているせいですっかり見た気になってますが実は見ていないという。この絵も来日しないかなぁ。

 

 

さらなる探求

残念ながら、このツイートを見る前に行ってしまったのでまったく気づいてませんでした!!そうかー、カワイコチャン自分の目で確かめたかったなぁ。せっかく見に行ってるのに、どこ見てるのかしら自分。

購入した図録・グッズ

図録

図録の表紙は『糸杉』と『薔薇』バージョンから選べます。選べますけど、選べなくてしばしレジ前でフリーズしました。ごめんなさい。公式ホームページで表紙が見られます。

ゴッホ展の図録

これは、ぜひショップで触れていただきたい。私は例によって見本には一切触らず購入したので帰宅してから、おおっ!となりました。なるほど、なるほど。これは素敵。

ゴッホの作品には、ところどころ作品解説とともに彼の手紙の一節が書き添えてあります。

絵はがき

ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『秋の夕暮れ』

私自身この作品を初めてみたので、いわゆるゴッホというイメージからは遠いけれど素敵な風景画だなと思いながら見ておりました。夕日が水平線に消える最後のきらめき、美しかったです。穏やかな感じを受けました。

 

ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『中央駅からのアムステルダム風景』

アムステルダムへ行ったとき、待ち合わせしている画家が来るまでの1時間ほどの間に描かれたという作品だとか。しかも2枚描いたうちの1枚らしく。ざっと描かれてはいるけれど、十分に雰囲気が伝わってくる感じが好きでした。

ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『パリの屋根』

これも好きでした。暗い色を使っていた時期を終え、フランスでの新生活とともに新しい色を使い風景を描こうと夢中になっている感じが勝手ながらして好きです。

ホッゴさんもお気に入りの様子。


ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『ブリュット=ファンの風車』(部分)

私が初めてゴッホの描いた風車の絵を見たのは旧・ブリヂストン美術館だったと思います。
恐らく、この絵かな『モンマルトルの風車』。
すごく伸びやかで、楽しそうだな、と感じたのです。そして、今回の風車の絵も同じように感じました。好きだなぁ。

兵庫の会場では、この角度とは違う方向から描かれたブリュット=ファンの風車の絵が期間限定ながら展示されるそうです。

図録を見ていたら、兵庫会場のみ展示される作品が10点以上あって羨ましい。東京会場のみ展示されるのは2点だけ。羨ましい。

ゴッホ展の絵はがき
クロード・モネ『花咲く林檎の樹』

ゴッホは”あぁ、クロード・モネが風景を描くように人物を描かなければ”と弟へ手紙を書いたそうです。
ゴッホというと、なぜか風景画のイメージが先行してしまうのですが。確かに、人物画もあるんだった。なぜ風景画のイメージが強いのかな。最後の方の作品に印象的な風景画の作品が多いからかしら……。

モナコ王宮コレクション!

 

ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『パイプと麦藁帽子の自画像』


つや消しながらもゴールドの額。でも、そのゴールドと麦わら帽子に使われているキラキラとした絵の具の黄色がとてもマッチしているように感じました。印刷で見ると、ベタッとした黄色に見えましたが、こんなにも軽やかな輝きの色なんだな!と。

展示されていた自画像よりも1年ほど前に描かれた自画像が、こちら。

今回の展示品ではありません今回の展示品ではありません


2016年に東京都美術館で行われた【ゴッホとゴーギャン展】にも展示された『パイブをくわえた自画像』。
こうも画風が、色が、変化していくんですね。ここまでガラッと変えられるほど、今までの描き方に固執せず、自分がいいと思うものを素直に取り入れていく感じがします。

 

ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『サント=マリー=ド=ラ=メールの風景』

サント=マリー=ド=ラ=メールは地中海に面した漁村だそうで、ゴッホはアルルから駅馬車で向かったとのこと。

今なら車で40分ほどで行けるようですね。ゴッホは「魚が美味しい」と弟さんへ手紙を書いているそうです。ゴッホがツイッターやっていたら、ひっきりなしにアップしてそうだなぁ。

そうそう、この『サント=マリー=ド=ラ=メールの風景』のほかに『男の肖像』などを所蔵するクレラー・ミュラー美術館。この美術館の額が好きで好きでたまりません。絵の色合いと合わせているのか分かりませんが、濃い色と薄い色の木枠、シンプルだけれどもデザインの洒落た額縁で統一されているのが好きなんです。

額見ただけで「あ!クレラー・ミュラー美術館!!」って分かるんです。私が額縁で分かる唯一の美術館。

上記ツイート内の動画で一番最初、杉咲さんの後ろに2つ作品が見えますが、そのどちらもクレラー・ミュラー美術館の所蔵。額縁がご覧いただけると思います。

フィンセント・ファン・ゴッホ『男の肖像』フィンセント・ファン・ゴッホ『男の肖像』

 

クレラー・ミュラー美術館所蔵の『男の肖像』は東京都美術館で2回、そして今回でも会えたのでもう日本で保管されてるんじゃないかと思うぐらい(そんな訳ない)。

 

ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『糸杉』

聞きしに勝る迫力。もう遠くからだって、その絵の具の盛り上がり具合が分かる気がするぐらい。

分かりますよね、いかに厚みがあるか。

ゴッホ展の絵はがき
フィンセント・ファン・ゴッホ『薔薇』

絵の具の色が退色している、と説明にあって驚きました。もっと赤と緑色の対比が強かったとか。

今回の展示品ではありません
今回の展示品ではありません

同じ1890年に描かれた別の薔薇作品と比較すると、たしかに緑色が薄い感じですね。

 

スヌーピーとのコラボグッズ

ステッカーシート

ゴッホ展のグッズ

大きさは約13センチ✕約20センチ。ステッカーシートAです。写真だと見えづらいですが、左側が上下に1枚ずつ分かれていて、右側がゴッホの名前も込みで1枚、合計3種類のステッカーシートです。

ところで、なぜスヌーピーがゴッホ展とコラボしたのか?

私はまったく知らなかったのですが、原作で”スヌーピーはゴッホの作品を持っている”という設定なんだそうです。展覧会の公式ホームページに書いてあってビックリしました。

ゴッホ作品所有!!すごいな、スヌーピー。

クリアファイル

A5サイズと

ゴッホ展のグッズ ゴッホ展のグッズ

A4サイズ

ゴッホ展のグッズ

あまり黄色いものを持ってない私ですが、これはやはり買わずにはいられない可愛さでした。(いや、くまのプーさん展のときも結構購入したな……)

ボールペン

ボールペン本体の色は全部で3種類ありました。

ゴッホ展のグッズ 
黄色、黒、そして青色があったと思います。なんだろう、もう青色も購入してくればよかったのに。最後の最後で、理性?が働いてしまって。残念。柄が全部違うんだから、買ってくればよかった。
本体の色は違いますが、どれもインクの色は黒とのことでした。

アートカードセット

ゴッホ展のグッズ

私が購入したのはアートカード・セットA。可愛いなぁ。

グッズ付前売券のタオル

残念ながら、会場でこのタオルの販売はないのです。

ゴッホ展のグッズ ゴッホ展のグッズ

本当は欲しかったコラボグッズ

会場では売り切れ中のスヌーピーコラボグッズがいくつもありました。いまのところ12月中旬に入荷されるものが多いようです。


ただ、ぬいぐるみに関して言えば。Sサイズの実物を見てないのに、こんなこと書いちゃうと叱られちゃうかも知れないけれど、やっぱりMサイズの方が心惹かれました。Sサイズ見てないのに。すみません。見てないのに、やっぱりって何だって感じですけど。

同じく上野の森美術館で開催されたフェルメール展のとき、ミッフィーとのコラボぬいぐるみがあって。その時も大と小があったのですが。見ちゃうと大きいサイズの方が、なんだか心惹かれる可愛さだったんです。比べなければ、わからないけれど。大きい方を見てしまうと……ちなみに、今のところスヌーピーぬいぐるみMサイズは1人2個まで購入できるそうです。

ええそうです、本当は欲しかったから、こんなにうだうだ書いてます。

迷いに迷ったグッズ

ファン・ゴッホ美術館の限定品!あと、クレラー・ミュラー美術館の限定ミッフィーちゃんもあったんです。

 

ゴッホについて知りたい方に、おすすめな映画

『ゴッホ 真実の手紙』

イギリスのドラマ『シャーロック』でシャーロック役を、マーベル作品ではドクター・ストレンジ役を演じるベネディクト・カンバーバッチさんがゴッホを演じています。ゴッホの生涯と作品が分かりやすく、かつ、カンバーバッチさんの演技に引き込まれるドキュメンタリー。

今現在(2020/1/12)Amazonで100円で借りられるのです。ぜひ!

私は、この作品を見てゴッホの作品が好きになりました。

『ゴッホ 最期の手紙』

ゴッホといえば、手紙(と言い切ってしまっていいのかしら)。彼が人生の最期に書いた手紙の内容とは?
最期の手紙を届けるべく託された青年。その青年がゴッホを知る旅へと私たちを引き込んでいきます。

映画は字幕で見るのが好き、という方もいらっしゃるとは思いますが。ここは、まずは、吹替で見ていただきたいかな、と。その理由は、画面に集中できるから!

というのも、主人公たちはまるでゴッホの油絵作品のなかにいるようなタッチで描かれているからです。選ばれし125名の画家たちによるゴッホタッチによる油絵62,450枚が使われているそうです。圧巻。

日本の画家の方も参加されたそうで、その方のインタビューも面白かったのでよろしければ。(映画のネタバレはありませんが、実際に使われた絵などが出てくるのでネタバレを徹底的に避けたい方は映画を見てからの方がいいかもしれません)

 

映画ではないけれど、今回の展覧会のガイドブックが出てるのですね。

 

まとめにならないまとめ

皆さんご存知とは思いますが、初期の暗い色合いの作品からフランスへ行き作品の色合いが華やかになるゴッホの作品。

ですが、私には初期の作品よりも最後の方の色が明るい作品群のほうが見ていて泣けてしまうのです。自分の中にある淋しいとか、悲しいとか、そういった負の感情がそっと手のひらで掬い取られて、ほらって見せられてしまうような。こころを鷲掴みにする、それが一体なんなのか。未だに、明確に言語化することはできません。
ゴッホは、自分の表現したいことをなんとか人に分かってもらおうと努力し、でもうまく伝わらないもどかしさを感じていたのではないかと思ったり。

そして、やっぱり『ゴッホ最後の手紙』で主人公がつぶやく、あの一言に辿り着いてしまうのです。あの一言、についてはいつか映画の感想で書こう書こうと思いつつ書けていませんが。

興味のある方は、ご覧になってみてください。

 

ABOUT ME
コアラ
館ファン倶楽部の管理をしているコアラです。 週末は映画館か美術館にいることが多いので、家族からは「今日はどこの館(かん)へ行くの?」と聞かれるようになりました。 皆さんのお役に立てるような館情報を提供していけたらなと思っています。

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