昨年、東京国立博物館にて開催された縄文展。
その広い会場を埋め尽くす土器や宝飾品の数々に、縄文時代の人たちの暮らしの一端が垣間見えた気がして、かつ、その様式美に圧倒された展示でした。
「第4章 縄文美の最たるもの」では、縄文時代の出土品として現在国宝に指定されている6件がすべて勢揃い!という。
ですが、うち2件は7月末からの展示で。私は、その前に行ってしまったため結局見られずじまい。本当は2回めも行く気満々だったのに、夏の暑さに負けたんです。ええ、せっかく見られる機会を自らの手で逃したのです。ううう。
さぁ!本日からついに、縄文の文化財で国宝に指定されている全6件が史上初めて、勢ぞろいしました。開幕以来展示していた4件に加え、本日から公開が始まったのは国宝「土偶 縄文のビーナス」と国宝「土偶 仮面の女神」です。長野県茅野市からやって来ました。 #縄文展 #国宝 pic.twitter.com/ZYx92Z8n7Z
— 特別展「縄文―1万年の美の鼓動」公式 (@jomon_kodo) July 31, 2018
そんなこんなで、最近、家族が「今度、縄文のなんちゃらって土偶を見るんだ」と。「え??長野県の?!茅野市の?!?!」とすごい勢いで問い詰めたところ、まさにそうだと言うのです。
羨ましい、私が見られなかった国宝2件を所蔵する茅野市尖石縄文考古館へ行くと言うのです。さっそく公式ホームページを見まして、買ってきて欲しいものをピックアップ。一応「時間がなかったら、無理しなくてもいいから!」とは言ったものの。かなりの圧力で、買ってこないと叱られそうだった、と後日家族が申しておりました。
茅野市尖石縄文考古館で購入してもらったもの
絵はがき
ほかにも、いろいろ種類があったようです。
絵はがきを入れてくれた袋。
尖石遺跡を代表するという縄文土器”蛇体把手
塩羊羹
私が一番欲しかったもの。その名も『国宝塩羊羹』
取っ手までの高さ約21センチ、横は約19センチ、幅は約5センチの箱に入っています。
へー、全方位からの写真も載っているし親切だなぁ!と。
開けてみます。
……あまりの再現度の高さに絶句する私。
まさか、背中の模様まで忠実に再現されているとは。
正直、食べるのが恐れ多くなってしまって。しばし見つめ合ってしまいました。
でも、塩羊羹だし。塩羊羹だし。形は女神様だけど、塩羊羹は取っておけないし。
えいや!!!パクっ。
目を合わせず食べました。美味しい美味しい塩羊羹でした。
この再現度、ぜひ実物を見ていただきたいです!!
私が購入してもらったのは2体セットですが、1体ずつも販売されていたとのこと。
クッキー
縄文展ではクッキー型が売られていましたが、うちには残念ながらオーブンなくて。
https://t.co/8LHGfY4tyT :東京国立博物館 特別展「縄文ー1万年の美の鼓動ー」
待ちに待った本日より開催のトーハクでの縄文展で、sacsacのクッキー型を取り扱っていただいております。
web shopではまだ販売していない型も先行して販売中!全16種類!
お近くの方はぜひ!#クッキー型 pic.twitter.com/i0OzO73k2m— sacsac (@sacsackyoto) July 3, 2018
もうパッケージからして好きです。土偶がこちらを見ています。
クッキーの内容は、どんぐりセット4枚、えごまクッキー2枚、縄文土器・土偶セット6枚という豪華な組み合わせ!
縄文時代は、シカやイノシシ、海産物、山菜、木の実などを食べていました。どんぐりやエゴマを材料にした加工食品が作られたこともわかっています。
この縄文の館のクッキーは、どんぐり粉やエゴマを使い純朴な味わいを大切に作っています。
ああ、なんて可愛いんでしょう。これを縄文展で販売した絶対売り切れになるほど人気商品だったのでは??
味は、ほどよい甘みで、さくっと軽く私好みでした。
今度自分が考古館へ行ったときも、絶対購入しようと心に決めました。
国宝が貸し出されていないかチェック!
せっかく茅野市まで行ったのに、国宝の土偶が見られなかったら残念。ということで、行くことが決まったら下記のページで貸し出し状況をチェックしたいと思います。
現時点(8/3)では、2019年10月26日(土曜日)~11月10日(日曜日)が2体ともお出かけ、2019年9月28日(土曜日)~12月1日(日曜日)は仮面の女神がお出かけが決まっているようです。