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美術初心者の私が買って良かったな、と思う技法に関する本

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

 

展覧会へ行きますと、版画の作品説明に「メゾティント」とか「ドライポイント」と書いてあったり。はたまた、日本画を見ていると「裏彩色がほどこされている」、「礬水引きが施されている」、「砂子」、「野毛」、仏画を見れば「截金(きりかね)」、豪華な硯箱を見れば「高蒔絵」、「絵梨地」、「研出蒔絵」などなどなど。

何度も目にするけれど、作品をみるのにいっぱいいっぱいで。そろそろ制作方法が分かってもいいのではないかと思い、自分用にいくつか技法に関する本を購入しました。
個人的に良かったなと思うものを3冊ご紹介します。

西洋版画の見かた

私は国立西洋美術館内のショップで購入しました。

本『西洋版画の見かた』

技法はもちろんのこと、なぜ国立西洋美術館にはシルクスクリーンによって作られた作品の収蔵が少ないのか、普段はどうやって作品を保管しているのかなども載っていて面白いです。

図解  日本の漆工

根津美術館で昨年開催された特別展【はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法】。

その展示をみたあとで美術館内のショップで購入しました。
何しろ分かりやすい、そして作品ができあがるまでの工程の多さに驚かされます。

はじめての古美術鑑賞シリーズ好きなので、今年5月から開催される【はじめての古美術鑑賞―画題を知る―】も楽しみです。

図解 日本画用語辞典

そもそも日本画とは?から始まり、素材(顔料・接着剤など)、道具、裏彩色とは?といった表現方法、軸の各部分の名前、文化財の修理までカラー写真満載で説明されています。胡粉の溶き方とか巻子の扱い方など見る機会が少ないものも紹介されています。

 

この他にも、この本がオススメ!というのがあれば教えていただけると嬉しいです。

ABOUT ME
コアラ
館ファン倶楽部の管理をしているコアラです。 週末は映画館か美術館にいることが多いので、家族からは「今日はどこの館(かん)へ行くの?」と聞かれるようになりました。 皆さんのお役に立てるような館情報を提供していけたらなと思っています。

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