映画館で耳栓??
私も最初はそう思いました。
せっかくの大画面、大音量を愉しむのに耳栓???
ですが、知人も使っていると聞きまして。
「ビニール袋をカサカサする音や、会話、ポップコーンを食べる音が完全ではないけれど、気になりにくくなる感じがする」と。
それは、ぜひ試してみたい!!
ということで購入しました。
それは聴覚保護用の耳栓
Crescendo Musicといい、ライブやクラブなどで働く方々の聴覚を保護するために作られたとか。
セット内容は①耳栓(大と小)②耳栓を入れるキャリーケース③フィルター
Crescendo Musicの特徴
音質を変えずに、約20db遮音させ、長時間、大音量で音楽を愉しむ方の聴覚を保護します。
はて、20dbとはどれぐらいなのか。
一般的な会話は60dbぐらいとされ、40dbは図書館ぐらいの音の大きさだそうです。
ふむ、静かそうな感じ。
フィルターを探せ!
開封時、フィルターがどこに入っているのか分からなくて探してしまったのですが。
フィルターは、耳栓のサイズ大にセットされて到着します。
フィルター自体は直径5ミリほど、高さ3ミリほどです。かなりの小ささです。
上記の写真で、「矢印の部分がフィルターです」と書きましたが、もっと正確に書くならば写真の矢印の先に薄く丸い切れ込みが見えると思うのですが。そこだけがフィルターです。
ですから、耳栓のサイズ小を使う場合はサイズ大の耳栓からフィルターだけを取り出して付け替える作業が必要となります。
作業というほど大袈裟なものではないのですが。交換するときのイラスト付き手順書も入っているので通常は大丈夫だとは思うのですが。私はよく読まずにやろうとしてしまったもので……。ここが外れるのか!みたいな。ええ、イラストに描いてあったんですけど。
使ってみた感想
使用初日、1つ空席を挟んだ席に座った方がビニールから一生懸命お菓子を出そうとされまして。静かなシーンでしたが、さほど気にならず。
またエンドロールでロック調の音楽がかかっていたとき、試しに耳栓をはずしてみたところ、ああ、実際の音はこんなにも大きな音なんだな、とむしろ驚くこともありました。これからも使ってみようと思っています。