CINEMA

映画『シャザム』を見たら面白かったし続編も楽しみだな、という話

6月中旬、Amazonで100円セールだったので見逃していた『シャザム!』を借りてみました。

 

どちらかというと、マーベル作品をよく見ているのでDCのこと分からないけれど大丈夫かしら…と少し心配しつつ。

結果、まったく困ることなく楽しく、ちょっと切なく、見ることができました。DC(例えばスーパーマンとかバットマンなど)の知識があれば、もう少し深く楽しめたのかもな、という。

 

 

 

主な登場人物

役 名 俳 優 役どころ
ビリー・バットソン アッシャー・エンジェル 里親のところから次々と逃げ出しては、実母を探そうとしている14歳の少年。
フレディ・フリーマン ジャック・ディラン・グレイザー グループホームでビリーと出会う。スーパーヒーロー大好き。
メアリー・ブロムフィールド ブレイス・フルトン グループホームでビリーと出会う。マサチューセッツ工科大学の数学科への進学を希望している。
ダーラ・ダドリー フェイス・ハーマン グループホームでビリーと出会う。ハグ大好き。沈黙が苦手。
ユージーン・チョイ イアン・チェン グループホームでビリーと出会う。ゲーム大好き!
ペドロ・ペーニャ ジョバン・アルマンド グループホームでビリーと出会う。筋トレ大好き。
ローザ・バスケス マルタ・ミランズ グループホームを営む。ビクターの妻。
ビクター・バスケス クーパー・アンドリュース グループホームを営む。ローザの夫。
Dr.シヴァナ マーク・ストロング 幼い頃、魔術師と出会う
シド・シヴァナ ウェイン・ワード Dr.シヴァナの兄
Mr.シヴァナ ジョン・グローヴァー Dr.シヴァナとシド・シヴァナの父
魔術師シャザム ジャイモン・フンスー 心の清らかさと魂の強さを持った人物を探している

 

 

ここから先は映画のネタバレを含みます。未見の方は、ご注意ください

 

そもそもシャザムって?どんな能力が?

 

 

『シャザム』感想

マーク・ストロングさんが、最高にかっこいい

シャザムの持つ力を自分のものにしようと人生を懸けてきたDr.シヴァナを演じるマーク・ストロングさん。

もう憎たらしいほどに強いというのが、最高ですよね。この映画に出演されていることを失念していたので、出てきた時には「あれ!」と思わず声がでてしまいました。危ない、危ない、映画館で見てなくて良かった。

 

   

『イミテーションゲーム』、『女神の見えざる手』も好きなんですが、スパイ映画の『裏切りのサーカス』も、宜しければ是非。

最近ですと、こちらのスパイ映画にも出演されています。

 

それにしても、Dr.シヴァナは相当くやしかったんだろうなぁ。1974年から現在までの約45年間、ずーーーっと”永遠の岩”を探し求めてきたんですもんね。そして、ずーーーーと悪の力を入手しようと考えていたのかと思うと。闇が深い。のに、その力よりもっとすごい力がある、って聞いたら、そりゃ、欲しくなっちゃいますよねぇ。

あの杖も結構危険ですよね。杖を持って、相手の名前を呼んだら力が移動してしまうなんて。あ、でもシャザムに変身したビリーが杖を折ってしまったような??これで、ビリーから力を得る人は永遠に居なくなっちゃったのかしら???

 

親子の関係性

主人公のビリーは現在14歳で、遊園地ではぐれた実母を探し続けています。

ようやく見つけた母親は再婚しており、自分に会えてすごく嬉しいと言うよりも、現在の生活を壊したくない、という思いが溢れ出ているように私には見えました。自分の人生だけで手一杯で、とてもビリーのことを面倒を見る精神的余裕も経済的余裕もなさそうで。

ビリーを見て「元気そうだ。良い家庭で育てられてるんでしょ」とまで言います。自分の存在は必要ないでしょ?、まさか自分と一緒に暮らそうと思ってないでしょ?、という牽制とでもいいますか。

ビリーは、それを短い会話のなかで悲しいほどに分かってしまったんだろうな、と。自分が母親に会いたかったという気持ちと、母親が自分を思っていた気持ちとの温度差がありすぎて。ビリーが大切に持っていたコンパスのことなど、すっかり忘れてしまうほどに。

母親は、あのビリーを手放してしまった17歳のときのままのようにも見えました。警察官が迷子のビリーを親切に世話する姿を見て、自分にはできないと感じたのは本心で、かつ、一生その思いは彼女の中に残っているんだろうなぁ。だから、突然現れた息子を見ても、正直戸惑いしかなかったんだろうなぁ。

ビリーは、もう自分は帰る家を見つけたのだと実感したのでしょう。少なくとも、母親と暮らす家はもうないのだ、と。だからコンパスは自分よりも母親のほうが必要だろうと。親子が逆転した瞬間と言うか。切なかったです。

 

こんなヒーローみたことない

「見た目はオトナ、中身はコドモ」というキャッチフレーズ通り。今まで、ヒーローといえばほとんど大人ですもんねぇ。

あ、トム・ホランドさん演じたスパイダーマンは高校生という設定だったかな。

まぁ、とにかく10代がヒーローというのはなかなかに珍しいですよね。

アニメなら、これがあるか。

ま、それはさておき。

だから、ヒーローが大好きでヒーローに詳しいフレディがいて良かったな、と。まぁ、映画の設定なんですけれども。

 

そして、何が一番すごいって魔術師シャザムが、詳しい説明なしに自分の能力すべてをビリーに託しちゃったこと!

ソロモン(Solomon)の知力、ヘラクレス(Hercules)の強さ、アトラス(Atlas)のスタミナ、ゼウス(Zeus)のパワー、アキレス(Achilles)の勇気、マーキュリー(Mercury)の飛行力と、たしかに唱えてはいたけれど。地下鉄乗っていたはずが、いきなり石の宮殿に辿り着いて、怪しげな魔術師が出てきて力を授けると言われたら、もう状況についていけなくて、SHAZAMの内訳なんぞ覚えてられないですよねぇ。

私だったら、シャザムという言葉すら忘れて二度と変身できないかもしれない。そもそも、7つの大罪が解き放たれてしまって、ビリーが本当に”心の清らかさと魂の強さ”を持っているかテストできなかったけど。それでも力を授けたのは、自分自身の限界が近づいていたから一種の賭けのようなものだったのか。

果たして、魔術師シャザムは世界中の人たち何十人、何百人?を面接してきたんでしょうね。そのたびに、「私は魔術師評議会の最後の1人。七つの大罪から王国を守ってきた」という台詞を繰り返さなきゃいけなかったんだろうなぁ。

ま、そんな訳で詳しい説明がなかったもんだから、フレディと一緒に様々な能力テストをしなきゃいけなかった訳で。でも、それはそれで2人共すごく楽しそうだったから、ま、いいのか。

でも心配なのは、ビリーもいつか力を誰かに託す日が来るってことですよね。そして、魔術師シャザムのようにバラバラバラ〜ってなってしまうんでしょうか……そう思うと、切ない。いや、まだ14歳ですしね。かなり先の話にはなるんでしょうけど…と、先のことを心配して勝手に切なくなるのでした。

さて、果たしてビリーはどんな体験をして、どんなヒーローになっていくのか?次回作も楽しみです。

 

ネタバレしつつ話の流れ&感想(ぼちぼち付け足していきます)

 

1974年 ニューヨーク州北部

夜道を1台の車が走っています。

ラジオから流れるのはBING CROSBY(ビング・クロスビー) の『Do You Hear What I Hear』

後部座席に1人で座っている少年は、一生懸命”占い玉”を回しています。しかし、出た言葉は”当てにするな”。

納得いかなかったのか、また”占い玉”をカチャカチャと振る少年。その音に、車を運転していた父親が声をかけます。

「サデウス、おじいさまの家ではおもちゃは禁止だぞ」

サデウスは「クリスマスなのに?」。やれやれと言う感じでため息をつく父親。助手席に座っていたサデウスの兄・シドは後部座席に身を乗り出すとサデウスから”占い玉”を取り上げます。

「やめてよ!ねぇ、父さん!」と叫ぶサデウスに、「うるさい!サデウス、すぐ人に助けを求めるのはやめろ。男たるもの肝心な時には一人で立ち向かうもんだ」とお説教をする父。

「あ〜、インチキ占い玉よ、サデウスは男になれますか?」といって、カチャカチャと”占い玉”を振る兄。「あらら…前途多難だってさ」そういって占い玉を弟に投げ返します。

そのやりとりを笑っている父親。(感じ悪いなぁ)

Amazonでさがしてみたら、こんな感じのものがでてきました。”マジック8ボール”という商品名なのかな?

答えが8つ出てくるのかと思ったら、20通りの答えがあるそうです。

 

サデウスの手に戻った占い玉には、青い文字が浮かんでは消えていきます。「壊れちゃった…」。しかし、父も兄も何も反応しません。

気がつけば2人の姿は車内になく、ラジオも途切れ途切れ、車のスピードはぐんぐん上がり、ガラスが凍りついていきます。

そして、突然停止。

恐る恐る車のドアを開けて外へ出てみれば。そこは洞窟のような場所でした。

「誰かいる?」

焚き火のようなものが燃えていたり、ガラスケースのなかには大きな緑色の虫が。

すると「サデウス」と自分の名前を呼ぶ声が聞こえてきました。恐る恐る億へと進むサデウス。大きな石像の前を通っていくと、一番奥には赤い服を着た老人が座っているのが見えました。

老人に「サデウス・シヴァナ」と名前を呼ばれ、「あなたは誰?なんで名前を知っているの」と聞き返すサデウス。

「私は魔術師評議会の最後の1人。七つの大罪から王国を守ってきた」。そこで、石像をチラっとみます。

「だが時が過ぎ、私は衰えた。それゆえ、我が魔法を引き継ぐ勇者を探しておったのだ」

「僕を魔術師にしたいの?」

「これで」と杖を差し出す老人、いや、魔術師。棒の先が白く光っています。棒で地面を叩くと、赤い火の粉のようなものが出てきて、小さな人間のような形になりました。

「我が力は、すべてお前のもの。だが、その前に。お前の心の清らかさと魂の強さを証明せねばならない」

すると、どの石像の目も赤く光り始めます。

「あいつは嘘つきだ」「こいつのいいなりになるな」「我らがお前に力を与えよう」「目玉を奪え」

どうやら石像から声がするようです。サデウスが振り返ると、そこには白く輝く球体が宙に浮いていました。

「お前を弱いと決めつける父親に力を見せてやれ」「目玉を奪え」

そして球体に手を伸ばすサデウス。「よせ!」と魔術師の声とともに、光が走り球体を取ることはできなくなってしまいました。

「なに?いま、どうなったの」というサデウスに「もっとも心の清らかなものだけが、あの誘惑に耐えられる。だがお前には、一生無理のようだ」そういうと魔術師は、杖で地面を叩きました。

白い閃光が走り、気がつけばサデウスは自動車の中へ戻っていました。父親も兄もいます。

「待って、僕できるよ!戻らせて!」といって、自動車のドアを開けようとします。兄は弟を止めようと必死です、父親もサデウスの行動に気を取られ運転に集中できず、気づけば反対車線を走ってしまっています。

前から来た大型トラックを、すんでのところでかわしますが車がスピン。ようやく車が止まったところで「僕、たったいま魔術師の洞窟にいて…」と話しだすサデウスに、「やめろ!やめろ!この情けないクソガキめが!死ぬとこだったんだぞ!分かってるのか!!」と父親が怒鳴り散らし…そこへ車が激突してきます。

横転する車。父親はフロントガラスから外へと投げ出され、かろうじて息はしているようです。

「お前が悪いんだ、お前のせいでこうなったんだ!」と叫ぶ兄。

「違う。父さん…」と後ずさるサデウスの足元には占い玉。そこには”我らを見つけろ”というメッセージが浮かび、消えていきました。

謎の宮殿

石像にヒビ割れが起こり、再び目が赤くなります。「お前の魔力は弱りつつある。いつまでも我らを封じ込めんぞ」と言われた魔術師は「探求の魔力よ!跡継ぎにふさわしいものを見つけてくれ」といって、また杖で地面を叩きました。

広がる無数の火の粉。「年々かかろうと構わぬ」

そして、SHAZAM!のタイトルが現れます。

フィラデルフィア

現在のフィラデルフィア。

上空からフィラデルフィアの街が映し出されます。市庁舎タワーの上にあるウィリアム・ペンの銅像も。

ここで流れる『The Real Thing』という曲、好きだなぁ。

ビジョップ質店からアラーム音が聞こえています。店の前には1人の少年。駆けつけたパトカーの警官2人に、犯人は店の奥にいると誘導します。

「奥に隠れています」と店の外からいう少年の言葉を信じ、扉を開けますがそこには誰もいません。少年は「本当に信じてるよ」というと、質店のシャッターを外から閉じて警官たちを閉じ込めてしまいました!

そしてパトカーに乗り込んで、盗むのかと思いきや。ノートを開き、パソコンに何かを入力しています。

彼が入力したのは、自動車のナンバーなのかな?すると、レイチェル・M・バットソンという人物の情報がでてきました。ホフマン通り21と住所をメモると、逃げる、前に車においてあった紙袋を持って逃走。

「それだけはやめろ、俺のランチだぞ!」と叫ぶ警官。

 

ホフマン通り21

家の前で、何かをいう練習をしている少年。

そして、回想シーンに。

遊園地にあるゲームのお店。ダーツで風船を割ると景品がもらえるようです。ゲームにチャレンジしている女性。側にいる小さな男の子は、トラのぬいぐるみが欲しいとおねだりしています。

結局、丸い方位磁石がもらえました。「コンパス。これがあれば、迷子になっても帰り道が分かる」という母親。男の子をコンパスを大事に持って歩いていましたが、人混みで人にぶつかってしまいコンパスを落としてしまいました。

人に蹴られ、どんどん遠くへ行ってしまうコンパス。ようやくコンパスを見つけましたが、母親からはぐれ迷子になってしまいました。警察に保護されるビリー・バットソン少年。

 

そのときのコンパスを持って、母親を探し出し訪ねて来たようです。心を決め、家のベルを押すビリー。しかし残念ながら人違いでした。

そこへ、先ほどのパトカーが到着。「そんなに俺のランチが欲しかったのかよ。うまかった?」。

事務所

「2週間前、ピッツバーグの里親から失踪届が出ている」という女性。しかし、里親からは戻らなくていいと言われてしまったようです。

ビリーは6つの郡の里親家庭から逃げ出しているけれど、どれも良い家庭なのに、と諭されます。母親に捨てられたことを受け入れるよう言われてしまうビリー。

ビリーが持っていたノートには28〜40歳までの73人のバットソンさんの名前が書いてあったようです。けれど、実母には出会えていないのですね。

1人で暮らしていけると強がるビリーでしたが、彼はまだ14歳(という設定だったらしいです)。グループホームをやっている夫妻が迎えに来ているから、チャンスを上げて欲しいと言われます。

「あなたにとってもチャンスよ。断る権利はないわ」と言われるビリー。夫妻の車に乗り込みます。

「気持ちはわかるよ。俺もローザも子供の頃、里子だったから」というグループホームの運営者ビクター・バスケス。

「新しい家や家族になれるのが大変なのは分かっている」というローザ・バスケス。「急には無理だ。まぁ自分のペースで行け」というビクター。

 

グループホーム

まず聞こえてきたのが「ざまみろ、この下手くそが!」と叫ぶ少年の声。ヘッドホンをして東芝のノートパソコンで何やらゲームをしている模様。少年の名はユージーン。

「その子がそう?うわ〜、すごい、ビリー!」と走ってきてハグしてきた少女がダーラ。ハグ好きなんだそうです。

後ろでは、まだユージーンが「秒で殺す!」「お前が地獄を見る番だ」とか物騒なことを言ってます。

今度は電話をしながら女性が入ってきました「数学科に入りたいんです」と喋っています。この女性はメアリー。カリフォルニア工科大学へ進学を希望しているようです。彼女が行ってしまったら寂しい、というローザ。

階段ですれ違ったのはペドロ。ダーラが「筋肉オタク」とペドロのことを呼んでいたので、ちょっとビリーの想像とは違ったようです。「あれで筋肉オタクか」とつぶやきました。

部屋へ入るとフレディという少年がいました。

「あんまり変なことを言わないように」とローザに言われ「じゃあ1つだけ」って披露した話が、かなり癖のある感じで…。

うん。でも、本当の話っぽい………。

まずは窓をチェックするビリー。かなり高さがあるから止めたほうがいい。自分はビクターにその窓から落とされ、松葉杖が必要になったと…「いい人そうに見えるけど信じちゃダメ」といわれビビるビリー。

「うそ、冗談!」からの、もう1つ嘘を重ねるフレディ。結構、癖が、つよそう。

ビリーは呆れて部屋の中を見渡すと、バットラングが。私はまったく知らなかったのですが、バットマンの武器のようですね。手裏剣みたいに使うのか、な?

「スーパーマン派?僕も」そういって引き出しを開けると、スーパーマンが跳ね返した9ミリ銃の弾を見せてくれます。「本物だよ。たぶん、500〜600ドルの値打ちがある」と。はて、それもどこまで信じていいのやら。

「あんましゃべんないんだね」ってビリーに言うんですけど、いや、しゃべるすきを与えなかったよね?!とツッコむ私。

「とにかく、ここいい所だから気にいるよ」とビリーに言うのでした。

洗面所で、今まで母親探しの情報を書いていたノートを捨てるビリー。

 

夕飯

「ほら、全員集合」ビクターがそういうと、全員片手を出して重ねます。ビリーは見てるだけ。

「家族と今日の日と、食卓に感謝。みんなで食べれば、ヒレステーキじゃなくてもご馳走」というビクターの合図で食事が始まります。

学校

嬉しいですよね、公式さんのこういうツイート。DC初心者には、なかなかここまで分からないもので。

ダーラによれば生徒は2000人ほどいるそうです。知らない人だらけだけれど、全員が友達候補だと思えば友達だらけ、というダーラ。すごいポジティブ。

校長先生はシャーリーという名前で、すごい良い人だそうです。

「静かだと落ち着かないの」というダーラは、常に喋っているようですね。「いつでも落ち着きないけどね」と言いつつ、ゲームを手放さないユージーン。

 

「初日を楽しんでね、おにいちゃん!」とハグするダーラに「あのさ、やたらとハグしなくていいよ。だいたい、実の兄弟じゃないんだし」と言われ「ごめんなさい」としゅんとしてしまうダーラ。そんなダーラに寄り添ってあげるフレディ。

 

研究所

「正直、呆然としましたね。心が清らかじゃないとダメだと言われました。自分のことは魔術師だと言ってた。服装もハリー・ポッターか何かの魔法使いみたいで…。同じ経験をした人が、他にもいるんですか?」と話す女性。

白衣を着た研究者らしき女性は「ええ、そんなところです。他に何を覚えてます?」

「テストをされました。そこには石像があって、私を見ていて。目が合うと恐ろしい考えが頭に浮かんで」

「あなたが見たのは、こういう場所?」そういって、謎の宮殿のミニチュアを見せる白衣の女性。「ええ!私が覚えているとおりです。でも、どうして分かったの?」

「複数の人間が同じ状況を見るのは集団ヒステリーかもしれない」

「集団ヒステリー?」

「ごめんなさい。感じの悪い言葉よね。例えば、UFOの目撃談もそう。空に浮かぶ光や円盤と言ったものを遠く離れた他人が見たと言い張る」

画面には、”マジック8ボール”を持った人の手が映ります。

「昨日だ」と男性の声。「昨日のことを聞け」という言葉とともに現れたのはマーク・ストロングさん!きゃああ〜〜〜。

失礼しました。マーク・ストロングさん、好きなもので。

「あの、クアンさん、さっきのような情景の他に、こんな記号を見なかった?何者かに誘拐される前」

そういって白衣の女性は、青い文字のようなものをクアンに見せます。

「いいえ。そういう記号を見た覚えは…」がっかりした表情のマーク・ストロングさん、じゃなくて、男性。

「でも、もしかしたらビデオに映っているかもしれません。目覚まし時計の数字が変わっていたの。コロコロと」。

彼女のビデオには、たしかに目覚まし時計の数字が、よく分からない記号になっているのが見えました。

 

ここでは、謎の寺院へ連れて行かれた人たちの証言を検証しているようです。老若男女、色んな人達が証言をしたビデオを検証する人たち。

「Drシヴァナ、感心を持ってくださるのはありがたいんですけど、これはあくまでも私のプロジェクトです。いくらスポンサーでも邪魔されるのは困ります!!」と詰め寄る白衣の女性。

「56件目の誘拐で初めてだ」

Drシヴァナの部屋には、扉が。入り口の扉ではなく、部屋の中に扉だけがありました。その表面に記号を書きながら話すDrシヴァナ。

白衣の女性が、この部屋に入るのは初めてのようです。石像のミニチュアや、世界各地で誘拐された人々のデータをみて驚いています。

「今までずっと、思い込んでたんだ。記号の並び方が違うのか、記号そのものが違うせいで扉が開かないのだと。だがさっきの目覚まし時計、7つの記号が連なって繰り返し現れた。7回。そこが鍵だ」

「何かの冗談ですか?」

「君にはそう見えるだろう。だが、このプロジェクトは集団ヒステリーの研究じゃない。この連中の見聞きしたものは、1つ残らずすべて現実なんだから」

笑って「故障した目覚まし時計は魔術師が実在する証拠だって言うんですか?勘弁してください。こんなもの、本当に信じているんですか!」と、バン!!と扉を叩いた瞬間。

文字が光り、扉の隙間から白い光が!そして扉に触れていた右手から、どんどん黒くなり灰になってしまった白衣の女性。あ、あの、お名前を知る前に……。

「ああ、そうだ。信じているとも…」そういって、ドアノブを握り、扉をあけるDr.シヴァナ。扉の向こうには……謎の宮殿につながっていました!

謎の宮殿

「このときを待ってたんだ。長い間。やっと会えた。私を覚えてないか?」と魔術師に問うDr.シヴァナ。

……あ、もしかして。

魔術師は「覚えているとも。あの子どもだな。勝手に我が王国に入りおって!」

そう、Dr.シヴァナはサデウスだったのです。

「お前はダメだと決めつけられる子供の気持ちが分かるか!分からんだろうな。あのときのあんたの言葉で、私は本当の自分を見つけた。確かに。清らかな心は持ってない」

すると石像の目が赤く光り「魔術師は弱っている。我々を止められん」

魔術師が「やめろ!」と制止しますが、Dr.シヴァナは白く光る球体を手にします。

「お前は勇者を見つけられなかった。我々の勇者は見つかった」という石像の声。そして彼らは崩れ始め、黒い煙に。どうやら7つの大罪が解き放たれてしまったようです。

「お前こそが、真の勇者だ」そういうと、黒い煙はすべて白い球体に入っていきました。からの、シヴァナの頭蓋骨めがけて突進!

思わず床に仰向けで倒れるシヴァナ。ようやく起き上がると、右目には青白い光が。どうやら目玉として入ったようです。

「お前は利用されている。奴らにとって逃亡の手段に過ぎん!」という魔術師。「お前を通して、奴らは毒を撒き散らす。人間を争わせるのだ」

「清らかな心の持ち主など、探したって見つからない」そういうと、魔術師を一撃で倒すシヴァナ。

 

ランチタイム

「飛ぶか消えるか。もしスーパーパワーを1つだけ持てるならどっちがいい?」とビリーに聞くフレディ。

「これ聞くとみんな飛びたいっていうんだ。なんでか分かる?」

「こういう会話から逃げるため」

「違うよ、スーパーヒーローは飛ぶものって思い込んでるから。それに比べて姿を消すのは、変態チック。相手に気づかれず色々探るのは、やっぱり変態のすること。そうでしょ!」

まったくフレディの言うことを聞いていないビリー。席を立ちます。

「でもこれをマジで調査した人たちがいるんだよ。どっちのパワーが欲しいかって。ただし匿名で答えさせた。そしたら殆どの人が消える力って答えたんだ。つまり本音ではヒーローの力よりも変態の力が欲しいってこと。出て行く気?」

なるほど、それを聞きたかったのね。

「スーパーマンの弾、盗んだろ。君の気持はよく分かる。ひどい目に遭いすぎて誰も信じられない。君も消えちゃいたいんだろ?一人になりたいんだ」

「……あんなもん、盗んでないよ」そういってお手洗いへ入るビリー。

放課後

「ねえ、どうだった?」とビリーに話しかけるメアリー。ビリーが無言なので「イマイチだった」と察するメアリー。

学校の前に大きなトラックが横付けされ、わざとトラックがフレディに接触。

車から降りてきた男性2人。ブライヤー兄弟というようです。フレディのせいで車に傷がついたとイチャモンつけます。ビリーも負けじと口で言い返すと、道路に転ばされ足で蹴られるフレディ。

ビリーは見なかったふりをして立ち去ろうとしますが、フレディに対して「ママんとこ帰って泣くか?」「でも、お前母ちゃんいなくね?」と言われてるのを聞き、フレディの松葉杖で男性たちに殴りかかります。

「ごめん、武器使っちゃって。でも、あんたち卑怯者だからいいよね」

即座に反撃されるビリー。ユージーンも自称ヌンチャクマスターとして加勢しますが、自爆。その隙きに逃げ出すビリー。地下鉄へと逃げ込みます。

ギリギリのところで2人から逃れられたビリー、「次は30丁目駅」という車内アナウンスが聞こえます。

そして、車内表示が、あの、謎の文字に代わり、人が消え、超高速スピードで地下鉄が走り始め、窓が凍り……

 

謎の宮殿

電車が停まり、ビリーが恐る恐るドアへ近づくと勝手にドアが開きました。

「何これ」

思わず路線図を確認するビリー。可愛いな。

サデウスが来た時にはガラスケースに緑色の虫が入っていましたが、ガラスケースが壊れたからなのか、いなくなっていました。

そして魔術師の姿を見つけたビリーは、「どうも。僕、30丁目で降りようと…」

「ビリー・バットソン」「なんで知ってんの?」「私は魔術師評議会、最後の1人。永遠の岩の守り主」「へー、そ、そうなんだ。あの有名な(こらこら知らないよね?)。あ!ごめん、お金なくて」

「ホームレスじゃないぞ!お前が立っているのは、あらゆる魔術の源”永遠の岩”だ。常に7人の魔術師で守ってきたが、あるとき我々は1人の危険な勇者を選んでしまった。その者は与えられた力を自分の復讐に用い、お前たちの世界に7つの大罪を解き放ったのだ。その結果、数百万の命が奪われ、いくつもの文明が消え去ってしまった」

わかりやすく、魔術で再現してくれる魔術師。

「ゆえに私は誓った。我が魔術を受け継ぐのは誠の善人に限るとな。強い魂と清らかな心を持つものだ」

「あの…おじさん。魔術師なのは分かったよ。信じられないけど。でも、あなたの探している善人っていうのは僕じゃないよ。そんな奴、いるとも思えないしね」

「聞け、ビリー・バットソン。残された希望は、お前ただ一人」

杖で床を叩き「さぁ、私の杖に手を添え」「こわっ」「我が名を言えば、我が力が乗り移る。我が心を、お主にさらけだそう。お主を真の勇者に選んだ証として」「どうも〜。でも気持ちはすんごい嬉しいけど僕、もう行かなきゃ」「我が兄弟姉妹は7つの罪に殺され玉座は空になった!我が魔術を引き継ぐのだ!さぁ、我が名を言え!!」「いえ、でも名前知らないし。あったばっかで」「私の、名は、シャザム」

笑い出しちゃうビリー。「だっさぁ」「ダサくない!」「分かったよぉ」杖に手を添え、「よぅし。言えばいいのぉ?ただ、シャザムって?」

「そうだ!我が名とともに我が力がすべてお主に備わる。ソロモンの知恵、ヘラクレスの剛力、アトラスの体力、ゼウスの万能、アキレスの勇気、マーキュリーの速さ。

 

14歳の少年が、いきなり、こうなったら、やっぱり驚きますよね。

「ぼ、僕どうなったの、なんで。あんた僕に何した、何、この声?!」

「最強の状態に変身したのだ。とにかく最強だ!!その心で偉大なる力を解き放て」あれ、魔術師の様子が変。「我が兄弟姉妹の玉座が待っておる」「あぁ、顔バラバラバラ〜」

そう、魔術師は灰になってしまいました。うわー。

「なんだこれー!」って叫ぶビリーは白い光に包まれ、気がつけば地下鉄に乗っていました。

「いいねぇ、ははは!にいちゃん、今日のファッション星3つ。金の靴に、金のベルトに白マント!普通選ばないけど、すんげえ似合ってるよ」と大笑いされ、慌てて電車から降ります。そのとき、自分の背が高くなってることを忘れて扉に頭ぶつけちゃうわ、ホームのゴミ箱にぶつかるわ、もう大変。

グループホーム

ローザが警察かどこかに電話をしています。

「ええ、家出が初めてじゃないのは分かってますけど。23回も?!」

ユージーンはスマホとPCを駆使して「ビリーはSNSやってないみたい。一個も!幽霊も同然だ」

そのころ、ペドロは帰ってきてから洗面所へ直行。テストの結果が評価Fだったので、ため息つきつつ、それをゴミ箱に捨てました。そのとき、ゴミ箱にノートが捨ててあるのを見つけます。ビリーが捨てたやつですね。

台所ではフレディが皿洗いをしています。「僕もビリーを探したいよ、まじでさ。でも、皿洗いっていう大事な仕事がある。その足じゃ探せないって?ははははっ!その通り」

……一人芝居してる。

そのとき、急に窓の外に変な男が現れました。

「Don’t scream」と書かれた紙を持っていますが、これで叫ぶなと言う方が難しいのでは。ふはは

フレディは一生懸命ビクターを呼びます。

「やめろ、やめろ、僕だよビリー。君、聞いたよね、飛ぶか消えるかって。残念ながら飛んでも消えてもないけど助けて欲しいんだ。消灯後に出てきてくれ」

フレディの叫び声を聞いて、ビクターがやってきました。

「どうしたフレディ?」「ああ、いやぁ、なんでもない。ただその…すごく悲しくてさ。ビリーがいなくなったのって、もしかしたら僕のせいかもしれないと思って。ほら、僕ってイビキかくし」

「こらこらこら」フレディを抱きしめながら「お前は悪くないよ。ビリーは見つかるさ。イビキはひどくないし……(匂いをかいで)ただ、臭いかもな」といって去っていきました。

「なにそれ」と小さくつぶやくフレディ。

人気のない道

自分の変身がまだ信じられないのか、自動車のサイドミラーに顔を映し自分の顔を叩いたりしてるシャザム姿のビリー。

すると、フレディが現れます。「来てくれたんだね!」と喜ぶビリーに「寄るな、それ以上!お前、超能力使ってビリーだと思わせようとしてる悪者じゃないのか!」そして、警察への通報番号911が押してある携帯の画面を見せて「これ押せば、すぐに警察が来るぞ!」と。

「待ってよ、証拠も持ってるんだ」そういってリュックから「本当は、あの弾盗んだんだ」とフレディが引き出しにしまっていた”スーパーマンが跳ね返した9ミリ銃の弾”を取り出そうとします。が、弾は無情にも袋から落ちて排水溝のなかへ落ちてしまいました。

「くっそー、大人の手、使いづらい!!」と愚痴るビリー。「でも、その目で見たろ?フレディ、信じてくれ本当にビリーなんだ。君とは友達ってわけじゃないけど、マントのヒーローに詳しい知り合いって君だけなんだ」

「バットマン」「はぁ?」「なんでもない。あの、いいかな」とビリーの胸元に光る稲妻マークに手をのばすと「あぁ、どうぞ、どうぞ」と。

 

うんうん、分かる分かる。私もやってみたい。

「それで、どんな力があるの?」とビリーに聞くと「力も何も、これじゃおしっこもできないよ」「それじゃあさ、飛んでみる?」とそそのかすフレディ。

飛び方分からない、というビリーに「まずさ、信じるんだよ飛べるって。スーパーパワーの研究論文には6割方、信じることが鍵って書いてあるらしいよ」らしい、のね。

「あぁ、そう、分かった。信じればいいんだな。信じるよ。僕は飛べる」…しかし、やっぱり飛べませんでした。

「消える方、試す?」「どうやって!ああ、言わなくていい。やってみるから」「うわ!マジか!消えた!!どこ行ったの〜」

ビリーは自分が消えたと思い喜んでいると、「おい!その衣装、クソだせえぞ!」と見知らぬ人から言われてしまいます。「消える力、だけじゃなくて、頭の良さもテストさせてもらった」こらこら。

「そっちへ行ってぶっ飛ばすから、覚悟しろ!」とフレディを指差すビリーの指先から稲妻が!そばに置いてあった車にもあたり、セキュリティ音が鳴り響きます。

「そりゃそうだ!胸に稲妻マークが輝いてるもんね」と大笑いするフレディ。

公園でジャングルジムを輝かせて遊んだりします。いや、スーパーパワーの使いみち、それでいいのか?と思うけれど、この辺が10代だなぁ、と笑ってしまいました。

そこに女性の悲鳴が!

女性を襲う男性に「やめろ」とビリーがいうやいなや、すぐに男性の元へと移動していました。「超高速パワー、チェック!」と喜ぶフレディ。

そしたら、悲鳴をあげたのは催涙スプレーをあびた男性の方だったようです。結局は手助け不要だったこと、スーパーヒーロー名を何にするかでフレディとビリーがもめてたら怪力を発揮してしまい、女性を怖がらせて終わってしまいます。

 

 

 

ここから先は、まだ未完です。がんばって付け足します。

 

身バレ

 

不動産屋

バス

決戦

エンディング

「ソロモンの結び目、ウロボ…」ぶつぶつ言いながら、刑務所の壁いっぱいに何かを書きなぐっているDr.シヴァナ。

そこへ笑い声が聞こえてきます。

「古代の絵文字か。歩いたり喋ったりできるようになっても、いまだに洞窟に壁画を書いているサルめ。魔術を手に入れる方法は1つだけだと?ははははは。とんでもない。お前の想像を超える方法が、いくらでもある」

Dr.シヴァナは自分の目の前で虫が喋っているのを見て「神よ、一体これは…」とつぶやきます。

「神に問うな、ドクター。私は神をも超えるものを、私と組めば楽しいぞ。7つの王国は我々のものになる。はははははははは」

 

 

 

 

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コアラ
館ファン倶楽部の管理をしているコアラです。 週末は映画館か美術館にいることが多いので、家族からは「今日はどこの館(かん)へ行くの?」と聞かれるようになりました。 皆さんのお役に立てるような館情報を提供していけたらなと思っています。

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